275件のひとこと日記があります。
2012/09/18 16:40
ステイとの出逢い。
97年秋、僕はマックイーンを探していた。
2日後に行われる第58回菊花賞、その馬柱を前に、専ら穴狙いの僕は、ダービー2着のシルクジャスティスではなく、無冠の大器メジロブライトでも、トライアル連覇のマチカネフクキタルでもない、人気の盲点となっている実力馬を探していた。
狙いは、春のクラシックには無縁で、夏の北海道で力を付けた、晩成のステイヤー。そう、イメージはまさに「メジロマックイーン」だった。
そして、僕は一頭の上がり馬を本命にした。
奇しくも、マックイーンと同厩舎。
それこそが、ステイゴールドだった。
残念ながら、菊花賞では8着に敗れてしまう。
しかし、その、躍動する小柄な黒鹿毛の馬体は、僕の頭の片隅に残っていた。
僕が、この馬、ステイゴールドの魅力にどっぷりと嵌ってしまうまでには、この後、半年余りの時間を要するのだが、僕とステイとの出逢いは、この菊花賞だった。
今となっては、少々嘘くさく聞こえるかも知れないが、その時、確かに僕は、マックイーンに導かれるように、ステイと出逢ったのだ。
今や、ステイ×マックは「奇跡の配合」と呼ばれ、その結晶であるオルフェーヴルが、世界を舞台に羽ばたき始めた。
「ノーザンテーストの4×3が、ディクタスの血が、メジロの重厚な血統が・・・」
そんな難しい事はわからないが、マックイーンに導かれ、そのマックイーンとの間に産まれた子供たちに、これほど沢山の夢や、希望、驚き、そして喜びを与えられている、こんな不思議があるからこそ、競馬というものは面白いのだろう。
今まで、ステイ自身はもちろん、中央で活躍している産駒達のただ1頭でさえも、現地で応援したことがない僕が、遠くロンシャンでオルフェーヴルを応援する事となった。そこに至るにも、ちょっとした偶然があり、未だに何かに導かれている様な気がしている。
導かれる先に待っているのは、歓喜の瞬間か?それとも無念の想いか?いずれにしてもパリの街並みを、涙のフィルター越しに見る事になるのは間違いないだろう。
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はなりんさん
なんだか…鳥肌ものですね、出会うべくして、ステイに出会った菊花賞だったんですね… 私は単純です、同じ菊花賞…
一番ちっちゃい子ステイゴールド、名前もカッコイイしって決定!
同じくエリモダンディーもちっちゃくて決定!
エリモダンディーは早くに逝ってしまって悲しかったです。 -
旅はまだ終わらないさんがいいね!と言っています。
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ジンセイウマナリさん
おるたんさん、はじめまして。
実は、少々偶然が重なりまして、今回のロンシャン行きが決まりました^^この辺の事情は、後日、日記に書こうかと思っています。
皆様の想い、オルフェーヴルに届く様に、精一杯の応援をしてきます!渡仏まで、あと一週間、ドキドキが止まりません(汗) -
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おるたんさん
初めましてm(_ _)mオルフェの応援にロンシャンまで行かれるのですね。凄く凄くうらやましいです〜。去年は、もしオルフェが凱旋門へ行くことになったら絶対行こう、と思っていたのですが、膝の半月板を切ってしまい、国内そろそろ〜、と歩くのは可能でも、海外まで一人で行くのはとても無理と泣く泣く諦めました。ディープの時はたいそうな応援団が行ったと聞いて、オルフェの時は、応援がすくなかったら可哀そうだなあと心配しています。少しでも多くの人が応援してあげてくれるといいのですが・・・。見ず知らずの者からのお願いで申し訳ありませんが、どうか私の分もオルフェを応援よろしくお願いします〜m(_ _)m
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ジンセイウマナリさん
皆さん、今回も、たくさんのコメントやいいね!を頂き、有難うございます。
地理的な環境や、家族の理解がないと、なかなか、一日ガッツり競馬とはいけないものです(汗)
私は、出張ついでに、大井には行った事があります、1度目には、ウエノマルフレンドとキエヌメイフェアーが、2度目には、ラティアスとサルサフレイバーが出走していました。あとは、友人と阪神に行った時、妹・キャッチザゴールドが走っていましたね。因みに、馬券は全て獲れていません(汗)
ロンシャンでは、たぶん馬券は買わないと思います、買ったら来ない気がするので(苦笑) -
チッキーさん
フランスまで応援!
しかも初観戦とは、楽しみいっぱいですね!
私はオルフェの現地観戦は3度ありますが、有馬記念が一番良い思い出です。
私は凱旋門賞前々日には初めてステイに会いに行きます!
今からドキドキです。 -
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