妄想有馬記念。

２０１３年１２月２２日　中山競馬場　有馬記念

実況アナ（以下：実）「さぁ、各馬４コーナーを回って、最後の直線へ。先頭のフェノーメノを、ゴールドシップがロングスパートから一気にかわしにかかる！内でフェノーメノも食い下がるが、先頭はゴールドシップか！ここで、来た来た！黄金の馬体、日本の、いや、世界の至宝、凱旋門賞馬オルフェーヴルが外から馬体を併せに行ったー！」

オルフェーヴル（以下：オ）「よぉ、兄ちゃん。おのれかい、俺にケンカ売っとんのは？このオルフェーヴル様とタイマン張ろうやって、１５０万年早いんじゃ、ボケが！」
ゴールドシップ（以下：ゴ）「ハァ？アンタ、このレースで引退らしいやんけ。このゴールドシップ様が引導を渡したる。じじいは北海道に帰って、コタツでぬくぬくしとかんかい！俺は、アンタを倒して、日本一、いや、世界一強い馬として、来年は海外遠征するんじゃい！」
オ「アフォか！お前みたいな色白の奴に負けるかっちゅーねん。」
ゴ「あー、俺のいっちゃん気にしてる事（ひとこと日記、ゴールドシップの悩み参照）を・・・うっさいんじゃ！この女たらし！（ひとこと日記、オルフェーヴルの里帰り参照）」
オ「なんやと、くぉのー！」
ゴ「ウギー」

実「さぁ、二頭の最強馬は、併せ馬のまま一歩も譲らない！内ゴールドシップか？外オルフェーヴルか？内か外か？内か外か？並んでゴール！全くわかりません！物凄いレースになりました！」

オ「・・・お前、強いな。」
ゴ「あ、アンタこそ。」
オ「お前にやったら、俺の跡を任せられそうや。エエか、世界に出ても、絶対に誰にも負けんなよ！」
ゴ「あぁ、わかってるって。大丈夫。これからは、もうアンタはいないんやからな。」

実「レースが終わっても、二頭は依然併せたまま・・・世代交代の儀式でもしてるかの様に、向う正面まで走って行きます・・・」

フェノーメノ「やれやれ、まったく、あの二人にはついていけないよ（苦笑）」
ナカヤマナイト・オーシャンブルー「ホントにね^^」