ジャンプの新星、現る。

２月某日　栗東トレセンにて

調教を終える馬達を尻目に、黙々と障害の練習に打ち込むメイショウヨウドウ（以下：ヨ）の姿が・・・

池添調教師（以下：池）「どないしたんや？ずいぶんと熱心にやっとるやないか。」
ヨ「あっ、先生。　ヨッと！（飛越の掛け声）次のレース、決まりました？」
池「そうやな、次は重賞のスプリングジャンプかな？でも、その様子やと府中のＯＰも行けそうやな。」
ヨ「イイですよ、ガンガン行きましょう^^　アラヨッと！」
池「ほう、ホンマにどないしたんや？ついこないだまで、障害なんかダサいとか何とか言ってたくせに・・・」
ヨ「ボク、目標が出来たんです。ジャンプで世界一になるって！」
池「せ、世界一？」
ヨ「そう、世界一。こないだ、新聞に載ってたんです、日本の女の子が、ジャンプで世界を相手に大活躍してるって。女の子に出来るんだから、頑張ればセン馬のボクでも出来ないはずは無いでしょう？」
池「はぁ？日本の女の子が？世界でって、グランドナショナルか？」
ヨ「先生知らないの？高梨沙羅ちゃん。オリンピックでも優勝候補らしいよ^^」
池「へっ？ジャンプって、あのジャンプの事か？」
ヨ「えっ？ジャンプって、何のジャンプの事？」
池「・・・わかった、ちょっと来い。」

スポーツニュースのソチオリンピック特集を見せる池添調教師

ヨ「な、何、コレ？」
池「これが、高梨沙羅ちゃんのやってる、所謂ジャンプ競技ってやつや。」
ヨ「イヤや！こんなんジャンプやない！ただ落ちてるだけや！」
池「ヨシ！早速、スキー板買いに行って、大倉山か白馬村に行ってみるか？ww」
ヨ「イ、イヤや！先生のイジワル！阪神か京都で十分です(T_T)」

いよいよ始まるソチオリンピック。日本代表の活躍を期待してます(^O^)／
もちろん、ヨウドウの今後の活躍もです(^^;)