新人オーディション。

先日、晴れて念願のＯＰ馬となったマイネルメダリスト（以下：メ）。一足先にＯＰ馬となっているマイネルジェイド（以下：ジェ）と共に、あのユニットの復活を目論んでいるとか・・・

３月某日　都内某所にて

メ「それでは、只今より『ＯＰ戦隊マイネンジャー』の追加メンバーオーディションを執り行います。」
ジェ「では早速ですが、１番の方から、所属事務所とお名前をお願いします。」

マイネオーラム（以下：オ）「はい！高橋博プロダクション所属、マイネオーラムです。」
メ「ほぅ、オーラムさんは、前走５００万勝ちで、次はフラワーＣが目標ですか^^」
オ「はい！でも、この春の最終目標はオークスだと考えています！」
ジェ「それは心強いですね^^　将来はどんな競走馬になりたいと思っていますか？」
オ「そうですね、歌って踊れる競走馬になって、宝塚記念に出走したいです！」
ジェ「そうですか^^　ぜひ頑張って下さい。ところで、宿題として、自分の決め台詞を考えて来てもらったと思いますが？」
オ「はい！『愛の切り札、オーラム』でお願いします(^O^)／」
メ・ジェ「おー、いいねぇ(´▽｀*)」

ジェ「では、２番の方。」

マイネルアウラート（以下：アウ）「はい！高橋裕エンターテインメント所属、マイネルアウラートです。」
メ「あぁ、キミの前のレース覚えてるよ。先行して、人気馬を凌ぎ切ったんだよね。良い根性してるなぁって思ってたんだ。」
アウ「あ、有難うございます^^」
ジェ「で、次はスプリングＳ。皐月賞狙ってるの？」
アウ「そうなればって思ってます！」
メ「将来の目標は？」
アウ「はい！夢は大きく、スプリングＳ勝ちから三冠馬になったオルフェーヴルさんみたいに、強く、みんなから愛される馬になりたいです。」
メ「そうか、頑張って( ｀―´)ノ　で、決め台詞の方は？」
アウ「はい！『金色（こんじき）の風、アウラート』でお願いします^^」
メ・ジェ「これもいいねぇ(*^-^*)」

ジェ「では、最後、３番の方。」

マイネルアイザック（以下：アイ）「はい！宮徹クリエーティブエージェンシー所属、マイネルアイザックです。」
メ「あぁ、キミか・・・」
アイ「キミって、何や冷たい言い方・・・こないだまで一緒にやってた仲やないですか・・・(T_T)」
メ「まぁ、そうだけど、これ、ＯＰ戦隊なんだよね・・・大丈夫？前走なんか、たった６頭立てで４着。準ＯＰでこれじゃあ、ちょっと心持たないねぇ(ﾟДﾟ)ﾉ」
アイ「メダさんも、散々準ＯＰで苦労してたくせに・・・」
メ「あぁん？何か言った？」
アイ「い、いえ（汗）俺、頑張りますので。絶対にＯＰに昇格して見せます！」
メ「それにキミ、関西にお住まいの様だけど、交通費とか出ないよ。その辺、大丈夫なの？」
アイ「・・・先生に聞いときます（汗）」
ジェ「じゃあ、一応、決め台詞を。」
アイ「『熱き心、アイザック』で。」

メ「はい、どうも有難うございました。結果は、事務所の方に連絡させて頂きますので、皆さんは、次走、マイネンジャーのメンバーに相応しいレース振りで、是非とも勝ち上がって下さい。」

別室。オーディションの様子を見つめる、一人の男がいた。

秘書「総帥、ちょっとアイザックは可哀想でしたね。」
○田総帥「いいんだよ。このオーディションは、もちろん若い２頭のためでもあるんだが、何よりも、アイザックのためなんだからね。これで、ちょっとはケツに火がつくだろう^^」

果たして、○田総帥の秘策で、アイザックは準ＯＰの壁をブチ破れるのか？そして、新生マイネンジャーのメンバーや如何に？