さぁ、行こう、ロンシャンへ！

８月某日　栗東トレセン須貝厩舎にて
いよいよ、ゴールドシップ（以下：ゴ）とジャスタウェイ（以下；ジャ）の凱旋門賞挑戦が決まった須貝厩舎、それぞれの想いや如何に？ちょっと覗いてみましょう。

須貝調教師（以下：須）「さぁ、忙しくなるで。まずは、○○厩舎（フランスでの受け入れ先）に連絡して、飛行機の予約と、そうそう、検疫の申請もせなあかんな。あっ、今浪さん。パスポートの期限は大丈夫ですか？」
今浪厩務員「おぉ、すっかり忘れてたわ。それにしても先生、厩務員生活３５年、あの凱旋門賞に挑戦出来る日が来るとは・・・(T_T)」
須「ホンマですねぇ・・・これもオーナーの理解と、何よりもアイツ等のおかげか(*´▽｀*)」

で、「アイツ等」は・・・

ゴ「ジャス太、有難うな。わざわざパリまで付いてきてもらって。」
ジャ「アホ！俺は帯同馬とちゃうっちゅーねん。世界的には、お前が俺の帯同馬扱いやわ。」
ゴ「へん！ホンマ、ヨーロッパ人も見る目がないのー、そろそろ俺の、そして親父と爺さんの凄さに気付けっちゅーんじゃ！」
須「おい、二人共、これから忙しくなるからな、しっかり食べとけよ。バンバン調教するからな！」
ゴ「いやいや、しっかり食べてって、何やねんこのメシは？」
須「えっ？いつもと同じやけど・・・？」
ゴ「はい、出ました『いつもと同じ』。保守的やわ〜、そんなんやから日本人は世界で勝たれへんねん！先生、俺等フランスに行くねんで。もっと積極的に現地に溶け込まんなアカンのちゃうか？」
須「えっ？どういう事？」
ゴ「そやから、あるやろ、もっと。フォアグラのソテーやら、シタビラメのムニエルやら、子牛のアショアとか。」
須「な、何や、そのアショアって・・・(￣▽￣)？」
ジャ「俺、ラタトゥイユ食べたい！」
須「ラ、ラタトゥ・・・？って、アホか！フォアグラやの子牛やの、馬が肉食ってどないすんねん(ﾟДﾟ)ﾉ」
ゴ「そやかて、いっつも同じちゅーのもなぁ。ただでさえ夏場は食が進まんのに・・・」
須「そうは見えんけど・・・わかった、特別にハチミツ味にしたるわ。」
ゴ「俺はリヴェールか！？」
須「ところでシップ、お前、凱旋門の前に札幌やねんからな。オーナーのたっての希望やからな、小林さんの地元でエエとこ見せたれや！」
ゴ「あ、そうやった、次は札幌か。ほんなら、飼葉にウニとイクラ入れて。あと毛ガニも(≧▽≦)」
ジャ「あ、じゃあ俺、セイコーマートのスジコのおにぎり！」
須「アホ！お前は直行やろ！」

スタッフの想いなぞどこ吹く風、「アイツ等」は、どうやら何のプレッシャーも感じていない模様です(^^;)