悲しい一報にこそ温かな心を込めて

先日、或る種牡馬が死亡したという記事････
「○○○○死ぬ」のタイトルに対し、批判的な意見が多数寄せられていた。
自分はその論争をやり過ごしたものの、同じ様な感想を持った。

「死ぬ」という表現が悪いわけではない。ただ････
競馬ファンに読んでもらうつもりなら、少し不用意、不誠実だと思うんだ。
「死す」なら許容出来るのか、「逝く」なら無難だったのか、
受け止め方は人それぞれ。「旅立つ」なんて詩的要素まで求めはしない。
けれども、その訃報を残念に思う人達への配慮を欠くのは、
それは紛れもなく、執筆者の落ち度だろう。

競馬ファンは、重々認識しているもの。
好きな馬が活躍する裏で、その他大勢が厳しい現実に逆らえない事を。
だから、哀悼の意を汲み取れない無機質な表現が、心に辛く悲しく響くんだ。


さてさて、今週のスペシャル産駒は3場で14騎☆
普段の僕は温厚で紳士（なつもり）だが、そろそろ心を鬼にする時。
クィーンズバーン、先手を奪って勝ちに行けっ！
サンバジーリオ、頼むぞ2勝目！皐月賞に出たいだろ？
クラフト・フィアレス・リップル、いつまでもモタモタすんなよ！

こんな風に熱くなると、得てして結果は伴わない。
でも、もう暴れてくれないと、こっちが暴れそう。
････フォンダンショコラでも食べて、温かな心を取り戻そうか。