菊花賞馬トーホウジャッカル

全世界のスペッ仔応援団の皆様、おめでとうございます！
2003年の初年度産駒デビューより、苦節11年････
ついに牡馬が芝のG1を制覇！それも、クラシックだ！
2着の壁を破ったのさ、史上最短V＆驚愕レコードのオマケ付きで。
（画像はnetkeibaより拝借したもの）

歓喜のレースは、じっくり思い出すとして、
まずはトーホウジャッカルの初戦から振り返ろう！


そう、あれはフルブルームが出走を取り消したダービーの前日。
スペシャル産駒連戦連敗の中、僕は京都4Rの結果を確認したんだ････
「上がり3FがNo.1とはいえ、この時期のデビューはキツイよなぁ〜」
2戦目は何故かダート戦で、全く良い所ナシ。
まだ諦めたくはなかったけど、3戦目は無印にした。ところが････
実況でも呼ばれないような窮屈な位置から、強烈な差し脚で勝利をもぎ取ったのよ！
「コイツ、いい根性してる。結構強いかもしれない☆」

続けざまに4戦目、さすがに疲れが残っているだろう！？ってことで、
有ろう事か同父のラブラバードを◎にして、ジャッカルは△止まり.......
････それがもしや、彼の闘志に火を付けたのだろうか？
食い下がっていた本命馬がすっかり霞んでしまう程の見事な走り。
この時に確信した。ジャッカルは重賞を勝つ馬だって。
その後の2戦は勝ち損ねたものの、どちらも一番強い内容で、
即ち「実質4連勝」で菊花賞へ向かったわけ。


そして本日。11年分の想いが3,000m戦をより長く感じさせる。
皐月賞馬もダービー馬も今年は2番枠、ならば菊花賞馬はジャッカルだ！
最初のスタンド前。妙な自信とは裏腹に、混乱する自分が居た。
「この坂が勝負だぞ！」って、京都競馬場なのにね.......
2度目は先頭でやって来た。正座していた僕は立ち上がり吠えていた。
道端に居たら通報されそうな、誰も寄り付けないくらいのテンションだったろう。

夢にまで見たその瞬間、僕が狂喜乱舞した事は皆様の御想像通り。
スペ孫2頭を含む17頭には申し訳ないけど、他の馬は何も覚えていない。
そういえば4番の馬が迫って来たけど、前を走れば不利を受けっこないもんね。

我に返ったのは、ゴールして2分後くらいだろうか！？
テレビの前で拳を突き上げて、危うく左肩を脱臼しそうになった時だ。
「勝ち時計は3分1秒0！」って聞こえて来たのさ。


トーホウジャッカル、おめでとう！そして、ありがとう！
暫くゆっくり休もうよ。今年はもう無理しなくていいよ。
149日で7戦の疲労とレコード勝ちの反動が心配だから。
もちろん雄姿を見たいけど、無事に種牡馬になる事が新たな願いだからね☆
とにかくケガしないで、病気しないで、居なくならないで！



さて、その他のスペシャル産駒は････人馬共に課題が多く1勝止まり。
とりあえずレッドラヴィータ、2勝目おめでとう！
順調に行けば、来春のVマイルにギリギリ間に合うかなぁ！？
減量騎手でローカルの500万下を勝っただけなのに、すっっごい希望的観測だろ？
でも良いじゃない。落ち込むよりは遥かに前向きだ。
そうそう、君に似て不器用なビットレートに勝ち方を教えてあげてよ。

来週以降も厳しい戦いは続く。主役は孫のエピファネイアに譲るけど、
いずれG1の舞台に戻るため、ウインフルブルームは絶対に負けられない！
安田記念まで時間は十分に有るものの、願わくば今年中に重賞を獲りたい。
ん？カシオペアSを勝てば、マイルCSに登録くらいはするのかな？
････9行上より、少しは現実的観測のつもりだよ。


まぁいいね、もう少し菊花賞の余韻に浸ることにしよう！
では皆様、♪何度でも何度でも何度でも「乾杯〜っ！」