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2015/04/29 22:25
天皇賞(春)について思うこと(その1)
「ステイヤーといえば?」
この質問に対して、多くの人は「スーパークリーク」とか「メジロマックイーン」とか「ライスシャワー」といった名前を挙げると思います。
20年ほど前には、菊花賞と天皇賞(春)を制覇する馬が結構いて、当時を見ていない自分もステイヤーと聞かれれば先に名前が出た馬を連想しますし、当時予想をしていたとしたら、天皇賞馬は菊花賞馬から、という法則に従っていたと思います。
最近ではその2レースを両方勝つ馬がめっきり減って、これぞ「強いステイヤー」という馬がいなくなってしまいました。
2003年の天皇賞(春)、1番人気は前走の阪神大賞典を勝利したダイタクバートラム。鞍上が武豊騎手ということもあって僕も注目していました。ところが勝ったのは7番人気のヒシミラクル。前年の菊花賞を勝っているにもかかわらず、近走の成績から人気を落としていました。菊花賞以来の激走に、当時小学生だった僕の脳には「ヒシミラクル=強いステイヤー」という印象がはっきりとインプットされました。
(その2へつづく)