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2015/05/01 21:41
天皇賞(春)について思うこと(最終回)
サッカーボーイの母であり、ステイゴールドの祖母でもあるダイナサッシュ、そしてさらにその母ロイヤルサッシュからは、多くの活躍馬が出ています。ロイヤルサッシュ系は、今日本で最も流行している母系の中の一つと言ってもいいのでは無いでしょうか。
ステイゴールドの妹、グレースランドからはドリームパスポートが出ています。ドリームパスポートがフジキセキ産駒の中では一番長距離適性を持っていたのも、母系にあるロイヤルサッシュの名前を見ると納得できます。
(まだ先の話ですが、今年の菊花賞はレクレドールの仔、ベルーフに注目しています。)
さて、今年の天皇賞(春)には、母系にロイヤルサッシュを持つ馬が2頭出走します。フェイムゲームとタマモベストプレイ。
2頭のお兄さん達は、とても活躍したのにもかかわらずG1には手が届きませんでした。しかしお兄さん達が活躍の場としていたのはマイル。
おそらくサッカーボーイと一緒で、ポテンシャル的にはステイヤーの素質があったのにもかかわらず、気性面から短い距離しか使えなかっただけだったのかもしれません。
「もしロイヤルサッシュの血を継ぐ馬が、兄の果たせなかったG1制覇を成し遂げるのであれば、この京都3200mの舞台が一番相応しいのではないか。」
僕はそのように思ってしまうのです。