ストームのデビュー戦

　出資馬ローレルストームが1月12日に新馬デビューを果たしました。
京都芝1,800m、7番人気でしたが、果敢にハナを切り、ゴール間際まで
粘りに粘って、勝ち馬とは0,1秒差の4着でした。
右にヨレる癖を考えて、インペタで先行させた藤岡康太の
好騎乗もありましたが、奥手のこの血統ですからね。
初戦から動けないと思い、馬券を買っていなかった私は一瞬
焦りました（笑）。それぐらい見事な走りを見せてくれました。
驚いたのは馬体重が490kgもあったことです。入厩直前は475kg。
入厩して体重が増えてきた出資馬は初めてです。
それだけ今成長期にあるのでしょう。
伸びのある馬体に柔軟な長い繋。
当初募集価格2,000万円は高いという印象でしたが、値段以上に稼ぎそうな気が
してきました（笑）。
3着のトーセンデュークはセレクトセールで1億1千万円（プラス消費税）で
取引された馬ですからね。その馬とクビ差の勝負をした訳です（笑）。
今日見せた先行力なら、京都や阪神の内回り2,000mや中山の2,000mの方が
むしろ向いているかもしれません。
中竹師ー藤岡康太のコンビといえばジョーカプチーノという短距離からマイルの
快速馬がいましたが、適性距離が違えども、同じ逃げ馬ということで
ストームは芝中長距離で大成させて欲しいものです。
もっとも、今日の一戦だけで、逃げ馬と決めつけるのは早計ですね。
ジョーカプチーノなんかも、古馬になってシルクロードSを藤岡康太で後方一気を
決めたり、変幻自在でしたからね。
どんなタイプに育てるのかも含めて、このコンビには大いに期待しても
良いことを今日のレースで確信しました。