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2016/04/17 09:30

皐月賞

12年1着ゴールドシップ、14年1着イスラボニータ、15年1着ドゥラメンテと過去4年で3頭の勝ち馬を輩出する共同通信杯はかつて傍流も傍流で直行は暗に勝負にならないことと同義だったが明らかに風向きは変わりつつある。きさらぎ賞からの直行を選択したサトノダイヤモンドをローテで取捨するのは難しい時代になったが大切にしたいのは王道の弥生、叩き上げのスプリング、波乱の若葉…やはりこの三大ステップである。

とりわけ権威を失いかけている弥生賞だが今年は「1分59秒9」のレースレコードが記録されたHレベルな決着。伏兵が前半からがんがん飛ばし3F34秒3-4F46秒5の急流だったが中盤は13秒0-12秒8-12秒5-12秒5だから無理をした先行馬以外は息が入っている。正味直線2F程度の決め手勝負を差したマカヒキは強いがディープインパクト産駒が一番強い展開になった点は見逃せない。本番は小回り特有の4Fスパート、5Fスパートに耐えうる持続力のある末脚が要求される。だからディープインパクト産駒は皐月賞を勝てていない。

弥生賞を差して好結果だった馬は多頭数になる本番ではほぼ確実にポジションが更に下がる。そして差し損ねる。ゆえに武豊は弥生賞男だが皐月賞は裏切りの山を築く。※ディープインパクトですら弥生賞は4角は3番手まで押し上げている。

リオンディーズは弥生賞のラストはバテた的な声もあるが11秒3-11秒3で上がっておきながらそれは有り得ない。ならばあの上がりで差されたこと自体、痛恨は痛恨なのだが救いはあらゆる面で“試運転”に徹していたこと。休み明け、掛かるのを承知で意図的に先行などあくまでメンテナンスおよびチューニング。弥生賞で結果を求めるならマカヒキと同じ競馬を選択していただろうがそれでは皐月賞は勝てない…それは皐月賞4勝と舞台を知り尽くしたMデムーロの天才的感性だ。外枠だが変に揉まれるより絶対にいい。折り合いに関しては進境を見せている。勝って気持ちよくダービーデーを迎えたい。

調教強化のエアスピネル若葉Sで長くいい脚を使ったナムラシングンが本線。マカヒキサトノダイヤモンドはその後。

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