福島牝馬Ｓ

ロフティーエイムが優勝した０６年の福島牝馬Ｓから寄稿を開始したから区切りの６年
今回から７年目に突入する。ビギナーの頃に比べて格段に知識や経験は増えたが
予想もうまくなったか？と問われれば答えはＮＯだ。昔より理論的かつ納得の的中は多いが
穴は理論武装だけでは拾えない馬が圧倒的に多くその面の勘働きは鈍ってきているかもしれない
だから予想にはあっても馬券に初心者も玄人もない的中した人間が正しかったわけだから。
ただ、闇雲に的中させる事や儲ける事より過程を大切にしたい『楽しんだ者に幸あれ』

過去８年で【6-3-4-36】とシェアを占める中山牝馬Ｓ組が中心となるレース
◎はカルマートにうった。中山牝馬Ｓは前半内枠を利して先行していたが少し掛かり気味だったせいか
鞍上が何度も手綱を引っ張るシーンがあり番手を下げてしまい直線も窮屈になり１０着
休み明けの影響や紫苑Ｓをレコード勝ちしているように道悪で能力全開とはなりにくかったかもしれない
Ｇ１や牡馬相手以外では大崩れしておらず【2-0-2-4】で得意の1800mなら評価を上げる価値がある
近親のプリサイスマシーンは1800mの中日新聞杯２勝で母キープクワイエットも1800mで２勝を挙げている
中山牝馬Ｓ８着の○アカンサスも競馬がちぐはぐだった１頭。フジキセキ産駒らしく軽いスピードが
持ち味だけに同じ舞台で５秒近く時計が違う馬場では走れなくて必然だったかもしれない
秋華賞４着やネオサクセス相手の好走を考えれば牝馬限定のＧ３で立ち止まる理由はない
▲アニメイトバイオは前走の調教が重っ苦しい動きでレースも大敗したが地力上位は揺るがない
反応は分からないが一杯に追ってしっかり馬体重を絞ってきたし反撃の態勢は整えてきた
△コスモネモシンは冴えない丹内(あら韻を踏んだ)で凡走続きだがまともなら走る馬で注意は必要
オールザットジャズは中山牝馬Ｓの４角１４番手から２着が評価されて１番人気に推される嫌なパターン
連勝時の戦法は先行だが藤岡佑介が味を占めて後方からだとタニノギムレット産駒でもあり過信は禁物
マイネイサベルはヴィクトリアマイルを見据えた造りだしアスカトップレディは１Ｆ長い。