オアシスＳ

青葉賞は注目してきた２頭が『奇跡』のワンツーを果たす最高のシナリオでダービーの切符を掴んだ
３着も単勝100倍に迫ろうかという大穴をビシッと拾い大的中。先週までの悪い流れを完全に一掃した
自信の有無はともかくとして結果的には確実に“見えている”一年に二度三度のビッグウェーブを逃すまい

連勝中のエーシンウェズンもここまでの長い道のりを見守ってきた馬で感慨深いものがある
ただ客観的に見て昇級戦はひとつの壁だし1400m以下に良績が集中しているのもスタミナが要求される、
東京マイルでは強気になれない理由だ。動きは絶好だけに勢いで突破して欲しいが予想的には相手止まり
ここは長めの距離に実績がありつつスピード決着に耐えうるスタッドジェルランから入りたい
昨年暮れに復帰してからオープン特別で２着２回に重賞４着。師走Ｓは休み明けで終始外を追走しながら２着
高速馬場への対応が鍵だった平安Ｓも４着、仁川Ｓは番手で理想的に進めたがゴルトブリッツが強過ぎて２着
コーラルＳは初の1400mでしかもレコードが叩き出されるレースだったが直線自分の脚はしっかり使って５着
あと一歩足りないのは事実だが惜しいのも確かだしオープン特別ならば条件問わず狙えるだけの力はついた
この馬左回りは【3-4-2-3】で相性抜群なのだが掲示板を外した３戦がすべて57Kgを背負った時
昨年のひかり賞で２着の時が57Kg、ニホンピロアワーズの２着だった天橋立Ｓが57.5Kgだったから
斤量を苦にしているとも思えずただの偶然とも考えられるがともかく56Kgで出走できるのは歓迎である
コース巧者と言えば忘れてはいけないのがアドマイヤロイヤルでこちらも左回りは【3-1-1-0】
そもそもダート８戦で３着を外したのが１Ｆ長い1800mの平安Ｓ(８着)のみだから底が割れたとは言い難い
鉄砲は走るし安藤勝己同伴の戦いだから本気度は高い。芝では芽が出なかった良血も開花間近
バーディバーディはリフレッシュ効果が顕著で良い頃の先行力と粘りを感じさせたマーチＳの３着
ただフェブラリーＳ３着とコース実績１番の一方で昨年のオアシスＳも３着(１番人気)勝ち味に遅い分抑えまで。