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2012/05/12 12:47
都大路S
レースの軸が判然としないメンバー構成だけに展開次第でどの馬も浮上のチャンスがある
ここはタガノエルシコでいける。前走のダービー卿CTは出遅れて最後方からの競馬を
余儀なくされたが直線は2着オセアニアボスに次ぐ上がり33秒7の末脚をマークし、
勝ち馬ガルボから0秒6差8着まで押し上げた。仕掛けや通った位置を考えれば及第点だ
元々は4歳時の日経新春杯で3着するほどの実力馬が長い眠りから徐々に目覚めつつある
昨年の2月に戦列復帰後準オープン突破に12戦要しているから勝ち味の遅さは気になる
確かに末一手の弱みは抱えているが最大の敵は下級条件ゆえのペースの緩さだった
レース名 前半5F上がり3F 3角と4角の位置 着順 勝ち馬の3角と4角の位置を表記
八坂S 62.9 10.7-11.3-11.4 8?8 5着 メイショウカンパク 8?8
逆瀬川 62.4 11.5-11.0-11.4 7?6 4着 ダノンシャーク 2?2
寿S 60.8 11.8-11.4-12.0 10?11 5着 スイートマトルーフ 4?3
飛鳥S 60.0 11.4-11.9-11.7 15?14 3着 オールザットジャズ 6?4
昨秋から今年2月までの4戦がすべて差し損ねでこの間の上がりは1位1回2位1回3位2回だ
八坂Sは最内を綺麗に抜けた勝ち馬と馬群でどん詰まった差。いくら速い上がりを駆使しても
勝てなかったものが飛鳥Sの次走武庫川S(阪神1600m)では中団より前につけてあっさり勝利
上がりは上位3傑に入っていないのだから競馬は面白い。このレースも4F47.7のスローだった
平たく言えば臨機応変が一番だがおそらくタガノエルシコにそんな器用な真似は続けてはできない
が、上記の4頭中3頭は直後の重賞で好走しているしアドマイヤコスモスやミッキードリームとも
互角に戦ってきた能力とオープンの流れ、それに今週からコース替わりで外差しも効く馬場(予想)
持ち時計1分45秒8があるし高速馬場にも対応可。これらが融合すれば後方待機の策を貫いても勝てる
休養期間が長く7歳にして25戦まだ馬は若いし晩成謳歌のマヤノトップガン産駒本番はこれからだ
東京のテレグノシス、中山のマツリダゴッホ、小倉のメイショウカイドウ、函館のエリモハリアー
ご当地馬には「巧者」の言葉を越えた力が働く。ネオヴァンドームは京都1800m【3-2-0-1】
意外と京都1600?1800mの重賞は少なくて判断が難しいが走るのは確実、引き続き好勝負になる
他がパッとしないだけにあとはミッキーパンプキンやタムロスカイが先行粘り込みの展開になりそう。