メイＳ

４歳ステラロッサは昨年のスプリングＳでオルフェーヴルの０秒２差３着に好走し、
皐月賞(10着)にも駒を進めた素質馬で重賞やオープン以外で順当な結果を出すのも納得だ
府中Ｓは開幕週でヤマニンエルブが大逃げする展開でも前半5F60.9と落ち着いた流れで
直線は11.8-11.4-11.9の決め手勝負。半年ぶりのせいか少し骨を折ったが外から上がり33.3の
末脚で見事に捕えてみせた。ただ勝ち時計「2分00秒9」は平凡で昇級即通用とも言い切れないが
成長期である事や相手関係を考えると譲れない。半兄ダイレクトキャッチは共同通信杯で２着がある
ステラロッサのキャリアの浅さに付け入るとすれば前目で競馬が出来るモンテエンだろう
福島民報杯は内枠で道中動けなかったのが痛かったし直線も狭いスペースを割る競馬で
スムーズさを欠いて０秒１差(３着)勝ったのは新潟大賞典を優勝したヒットザターゲット
左回りは【3-0-2-2】で５着(０秒２差)は５００万時代で７着は福島記念(道悪＋後方待機)
１２頭と手頃な頭数で捌きやすく鞍上には内田博幸を配し万全。順番こそ変われどこの２頭は堅い
不気味なのは京王杯ＳＣで出遅れ、直線も本気で追えず、ほとんど競馬せず大敗したオセアニアボス
ハンデ重賞のダービー卿ＣＴで「57kg」２着など実力上位は疑いようがないだけに鍵は距離
血統的には問題ないし少頭数でスローなら追走も楽だし克服可とみた。矢作厩舎は連闘得意でもある
牝馬を買うなら先団で流れに乗れる戸崎のエーシンリターンズ。アカンサスは脚の使い所が難しい。