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2012/05/20 12:20
昇竜S
東海Sで道悪得意のサイレントメロディが浮上したように京都のダートはスピード優先の軽い馬場
3歳限定とはいえオープンクラスを逃げ切るのは至難だがサトノインスパイアのスピードを買う
ダート2勝(3戦)はいずれも1200mでの記録だが前走の中山戦の走破時計が非常に優秀だった
ハナを奪うと道中も緩めることなくラップを刻み直線も脚色が衰えずに「1分10秒3」(不良)
翌日の古馬1000万の両国特別(不良)が「1分10秒4」一週後の古馬1000万(不良)は「1分10秒6」
両国特別のメイショウツチヤマは準オープンでも勝ち負けするレベルの馬だからサトノインスパイアが
いかに傑出したスピードの持ち主であるかが良く分かる。問題は2走前5着に負けているように
距離への対応だが初の左回りなど慣れない条件下での競馬だったし橘Sを勝ったガンジスが
2着だったように相手も揃っていた。内容自体も折り合いのついた逃げだった点に光明が見出せる
父Discreet Catはデビュー6連勝でシガーマイルH(米G1・8F)やUAEダービーを圧勝した馬
完成度の高さは初年度産駒にあたる現3歳世代(キズマ、エアハリファ、サトノインスパイア)が
全て2勝を挙げている事で証明されている。祖母のGourmet Girlも9FのG1を制した名牝で
血統的には距離不安は微塵もない。揉まれる展開だと嫌だがテンの速さも随一。逃走劇に期待する
相手筆頭は兵庫チャンピオンシップは距離適性の差で2着完敗だったタイセイシュバリエの巻き返し
前走で積極的な競馬をしたことが短縮の今回前向きに生かせれば相手関係的にも十分チャンスだ
クロフネ産駒は先週の栗東Sでトウショウカズンが2着。決め手勝負でのナガラオリオンの末脚も注意
マコトリヴァーサルは初ダートだが砂を被らず芝を長く走れる絶好の外枠。父タヤスツヨシは
芝でのスピードは足りないが軽いダートはぴったりだし母父サクラバクシンオーで大駆けを秘める
レッドクラウディアは直前の動きこそ悪くないが調教の本数が少ないだけにここは様子見。