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2012/06/02 12:47
鳴尾記念
◎アーネストリーは父グラスワンダーのロベルト的な捲るパワーを母父トニービンで
持続させる事に長けた馬でブエナビスタ、エイシンフラッシュ、トーセンジョーダンを
完封した宝塚記念を考えても内回りを走らせれば現役屈指だろう。その巧者が得意の
内回りだった前走の大阪杯では6着だが調教から重っ苦しく動かずレース前から
復調途上だと言われていた。有馬記念(10着)以来の休み明けにしてもスタート直後から
行きっぷり(通過順6-5-5)が悪すぎたし道中も集中力を欠くなど全体的に見ても叩き優先
佐藤哲三騎手も「使い出しでネジを締め直す意味合いで抑える形に」とあくまで大事に
勝負に来ていなかった点を強調した。今思えば昨秋の凡走は宝塚記念レコード勝ちの
反動が心身ともにあったのも一因だろう。ネジを締め直す部分は大敗による精神面のケア
立て直したのは体調面。2週前に坂路で一杯に追われ4F52.9-3F38.8-1F12.9(稍)であがり
1週前は4F50.7-3F36.9-1F12.6を記録。疲れが抜けて良い頃のフットワークが戻ってきた
今週も前2週には及ばずとも好調教で仕上がりは万全。大目標での復権へまずは1勝だ
○ショウナンマイティは度肝を抜く大外一気で大阪杯を優勝。確実に実力をつけてきた
舞台は替わらず阪神の2000mでほぼ似たような展開とくれば今回も首位争い濃厚で本線
人気サイドだとトゥザグローリーの取り捨てが鍵だがこちらは宝塚記念への叩きだけに
消して大阪杯5着で一応の指針を示したナカヤマナイトが▲正直強い気はしないが
この程度の頭数であれば相対的に浮上できる相手関係。父ステイゴールドで阪神は合う
△は早枯れしたトーセンラーより前走大敗も経験値があるスマートギアを推しておく。