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2012/07/08 14:10
プロキオンS・マリーンS
【プロキオンS】
ダートで覚醒したファリダットに目立った不安材料なし。更に前進する可能性も高いが
重賞だけあって骨っぽいメンバーがズラリ勢ぞろい。伏兵セレスハント(武豊)に◎をうつ
前走の北海道スプリントカップは中団から豪快に差し切り。中央重賞での実績はないが
交流では3勝しているように実力が劣っている訳ではない。ムラ馬だがハマれば強い
今回と同じ左回りの1400mではペルセウスSを2勝、なかでも「59Kg」で突き抜けた昨秋は
ナムラタイタンを全く相手にしない圧巻のパフォーマンスだった。直前は不良の坂路で
【4F52.5-3F38.7-1F13.4】パワーを兼備したダート馬らしい力強いフットワークで駆け抜け
好調維持を裏付けた。内に逃げ先行が揃って展開が向きそうなここは絶好の狙い目だろう
速い流れになれば○シルクフォーチュンの末脚が黙っていない。かしわ記念(6着)は
コーナー4つで道中ハミをとって掛かり気味になったのが痛かった。道悪馬場で本来の
位置取りより無理をして好位を取りにいったのも敗因。フェブラリーS2着を信頼する
▲ファリダットは条件自体に死角はないが直前の追い切りが軽めで少し体調面が気掛かり
△は大穴でアドマイヤスワット。故障明けの欅Sでいきなりの5着が能力上位を思わせる
みやこS4着やオアシスS2着があるように侮れない存在、前走度外視で抑えておきたい
【マリーンS】
大沼Sは[500m29.4-700m41.8]稍重だから数字ほど厳しい流れではないが逃げ争い激化で
案の定エーシンモアオバーは逃げる事すら叶わず飛んだ。トーホウオルビスが居残り、
トーセンアドミラルも参戦してきた今回も簡単ではないはずだ(しかも58Kgは酷量)
大沼Sで本命にしたキクノアポロは緩みない流れを頭に入れて控え3着を確保したが
3角からずっと追っ付け通しでズブさを見せただけに小回り1700mでは本質的に距離不足か
クロフネ対決。サンライズモールは確実に先行する脚があり被されなければまず崩れない
オープンでは二度大敗しているが準オープン2勝の法則的にも通用しない理由はない
ヴァーミリアンやソリタリーキングの半弟にあたり砂の良血一家出身。北の大地で躍動する
サイオンもフサイチリシャールの全弟で良血。勝ち味に遅い馬だが堅実に走ってきた馬で
初夢Sではシルクシュナイダーの0秒1差に好走しておりこの相手ならオープンでも上位
マーチS4着でこの距離も合うトーセンアドミラルも川須の積極騎乗で注意しておきたい。