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2012/07/22 13:05
中京記念
まともなら安田記念4着があるトライアンフマーチが有力だが脚部不安明け、マイルCS2着で復調気配のダノンヨーヨー(58Kg)や重賞3勝のレッドデイヴィス(57Kg)も全幅の信頼が置きにくい。波乱の匂いがする
上がりの掛かる馬場、地方騎手の豪腕での前進を期待してゴールスキーに◎をうった。3歳でマイルCS3着入った頃の面影はなく完全に周囲の評価を裏切った格好だが冬の絶不振の時期に乗り越え、得意の夏に向けて徐々に調子を上げてきた
米子Sはスタートで立ち遅れ、前半4F48.4の超スローペース。瞬発力勝負では分が悪いゴールスキーとしては最悪の展開だったが4角で先行集団にとりつくと一瞬馬群を割って抜ける勢いで上位に迫った。結局5着が精一杯も見せ場十分の0秒3差だった
大阪城S(5着)都大路S(10着)は1F長い千八だから度外視できる。六甲Sは低レベルだったが2着の点に留意したい。一定以上の能力は持っているだけにいかに気持ちの面をコントロールできるかが焦点になる
その意味で腕っ節の強い外国人騎手や浜中俊、吉田稔を配してくるのは陣営の計算が窺える。今回鞍上を務める笠松の尾島騎手はJRAは未だ1勝もマルヨフェニックスとのコンビで帝王賞の掲示板を賑してくる若手のホープ的存在
中央では乗鞍に恵まれずこれと言った成績を収められていないが技術面で劣るような事はないはずだ。地方の雑草魂がゴールスキーの闘志に火をつけるようだと面白い。調教もダノンカモンと併せて好時計、前走からもうひと絞りできれば一発十分とみる。
同厩舎で叩き2戦目の○エアラフォンも順当に良化。米子Sでの逃げには驚いた。極端な策ではあったが裏を返せば前に行く脚もあったという事で負けても収穫の多い一戦だった。当然今までのように後方で脚を余すようなレースはしないはず
昨年の重賞での活躍を見れば力が足りるのは明白だ▲オセアニアボスはダービー卿CTで57Kgを背負ってガルボ(安田記念5着)と時計差なしの2着、近走は距離や展開に泣いて大敗続きだが56Kgでマイルへの距離短縮は好材料だ
米子Sを圧巻の大外一気で制したフラガラッハは斤量増の重賞で同じ事を二度できるか微妙、ショウリュウムーンやエーシンリターンズは牡馬相手だと一枚落ちる。これならさすがに安田記念0秒4差4着のダノンヨーヨーに浮上の目がある。