小倉記念

4歳2頭のディープインパクト対決。本命は菊花賞3着馬トーセンラー。昨年暮れから馬場や展開に泣きリズムを崩し低迷したが強敵相手の鳴尾記念で積極策をとって3着に粘り込んでから馬に闘志が戻った。

きさらぎ賞で披露した切れ味が再び光始めた。七夕賞は道悪の影響が心配されたが馬場が乾いて大外を追い込んで2着。アスカクリチャンとのハンデ差を考えれば上等。小回りに対応できる機動力を身に付け、久々の重賞制覇を視野に入れた。スパイラルコースの利を全面に生かす。

対抗はダノンバラード。降級の関ヶ原Sはさすがに実力の差を見せ付ける圧巻の内容。重賞でも好勝負していただけに不安もない詰めの甘さをどう解消するかがポイントだが前走でうまく手綱をとった小牧騎手が連続騎乗は頼もしい。

単穴は牝馬51キロのワルキューレ。夏に強い馬でコース実績も十分、ステイゴールドの勝負強さも買う。人気を背負っては敗退が続くエクスペディションも小倉は大得意。少頭数だけに思うような位置取りも可能なはず、今度は上位。