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2012/08/12 00:35
UHB賞・阿蘇S
いくらルールで認められているからと言って準オープン2着のシュプリームギフトの「51Kg」は競走体系を揺るがすレベルのハンデ。札幌日刊スポーツ杯を勝ったテイエムオオタカがここに出走すれば間違いなく主役を張る器だっただけにこの審査は甘い気がするが仕方ない。
シュプリームギフトといえばディープインパクトの仔で一番最初に期待された馬だった。その時も躓いたが現状も所詮格下馬であり断然の人気を背負っては得も何もないしまた何かやらかす予感の方が高い。再起を期待したいのは3歳馬レオンビスティー。
そこまで強いとも思わないがファルコンS2着や2歳時のオープン特別を考えればこの相手に落ち込むような馬ではないはず。栗東では夏負け気味になっていたとの報告も上がっているが札幌入厩で体調安定、まともに走ればこの斤量によってもたらされる恩恵は多大なはずだが・・・。
実力上位のケイアイアストンはようやく58キロに呪縛から解き放たれたバーデンバーデンCで3着に好走。昨年のキーンランドCで0秒2差の4着に入るなど洋芝への適性面も問題ない。函館SSで謎の3着大穴をあけたビスカヤも50キロと手の合う荻野騎手とコンビで前進を狙う。
阿蘇Sは道悪で前が止まらない状況が予想されるだけに52キロで単騎逃げが見込まれるキクノキセキが最有力。本線はマーキュリーC4着のスエズ。小倉では4戦4連対の巧者で距離実績も豊富、ハンデも手頃とくれば上位必至。グレープブランデーの復活は勿論抑えるが揉まれない位置で競馬できた時のブルロックも是非目に加えたい。