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2012/09/08 14:16

紫苑S

灼熱の夏競馬が幕を閉じていよいよ胸躍るG1シーズンへ向け、また一歩季節が前進した。昼間はまだまだ暑いがたまに照りつける日射しの柔らかさに秋を感じる。

秋華賞TRにもなっているこのレースで思い出すのが3連単が導入された時のこと。苦学生に待望の一発逆転馬券だと練りにねって予想をした思い出がある(当然外れた)

1番人気のヤマニンアラバスタが降着するなどひと波乱あり高配当が生まれた。どうしたら買えたか?などと一生懸命考えたものだ。当時は全レース対象ではない限定発売、今や時代はWIN5である。

例年メンバーレベルが低く秋華賞には直結しない。春の実績馬も仕上げてこないから隙が生じるだけに横一線の格下馬がしばしば台頭して馬券的妙味は十分。

ただ今年は例年以上にメンバーが揃っており見極めの正否が的中の鍵を握る。有力馬の仕上がりも悪くはないが順調に夏を使われてきたブリッジクライムを中心にした。

デビューが年明けと遅くクラシックには進めなかったが新馬戦から素質の高さは光っていた馬。何しろ2着ソルレヴァンテ(弥生賞4着)3着イジゲン(レパードS3着)4着ステラウインド(青葉賞3着)を相手に楽勝している。

その後(6)(4)(6)着と不本意な成績が続いたが2戦が重馬場で残りはダービー2着馬が勝った500万だから仕方のない結果。フラワーCも0秒5差だし運に恵まれなかった部分が大きい。

連続3着があって織姫賞を快勝。とくに負けはしたが3走前の福島戦が強引に捲って4角先頭という大胆な競馬。その敗戦が次走活きた形になり着実に地力強化している事を証明した。

三面川特別は究極の決め手勝負。ブリッジクライム自身キャリアハイの32.7を叩き出したが2着に破れたのは相手が悪かったとしか言えない。少し余裕のある体つきでこれだけ走れれば展望は明るい。

舞台は再び中山2000m。瞬発力勝負になりにくいこのコースは間違いなく合う。開幕週だがそれ故前が飛ばし持続力勝負になるのがここ数年のお決まりだから流れにさえ乗れば好戦必至。

父ゼンノロブロイで軽い馬場の時計勝負には強いだろうし半兄カリバーンも重賞級の能力を持った馬で血統的期待値もある。将来を誓った厳寒の中山から8か月。初秋の中山で本物になる。

サンキューアスクは前走が6月のかもめ島特別だからオークス後休んだ馬とは少し違う。オークスでは3着アイスフォーリスに次ぐ5着の好成績で出遅れと馬群を捌くロスがなければ3着争いだったいう伸び脚を披露した。

中山でも実績があるし緩みないペースになれば勝機十分。春に中1週を3回やっても崩れなかったほどの馬で一度叩いた方がベターかもしれないが力を信頼して対抗にする。

枠を考えると8枠2頭よりメイショウスザンナが有利。桜花賞、オークスともに到底流れに乗ったとは言い難い上での着順だから及第点。フラワーC2着は上がりが掛かったから良かったが良馬場であの時以上の走りが出来るか注目。

アイスフォーリスは絶対勝利が義務付けられている訳でもないのに陣営の勝負気配が半端ではない。消耗戦になれば枠は関係ないし底力を抑えておきたい。

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