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2012/09/23 09:45

オールカマー

確たる軸が不在でただでさえ拮抗したレースに終日の雨予報が混戦に拍車をかける。人気の中心であるルルーシュは6月に降級の1000万を勝って格上挑戦の巴賞2着、札幌日経オープンを快勝してきたいわゆる上がり馬。

前走時に2000mでも少し長いと酷評しただけに立つ瀬ないが2600mらしく1000m通過60.8の後は13秒台が2回で完全に緩んでラスト3F11.7-11.4-11.9の上がり勝負だから潜在的なスタミナを問われたわけでもなく2000mの競馬をしただけ。

相手も下降線を辿るメイショウクオリアモンテクリスエスに条件馬相手で全く威張れない。母系にはHighest Honor×ダンシングブレーヴ×Krisと道悪が上手そうな血が並ぶも人気で買うレベルではない。

ナカヤマナイトは中山【2-2-0-0】で同舞台のAJCCを不良で2着した実績を持つ。宝塚記念(8着)からの臨戦組が成績を残しているレースでもあり条件は整ったようにみえるが勝ち切る姿が浮かばないし元々道悪も歓迎ではないだけに単穴まで。

ダコールは4歳ながら20戦を消化して17戦で3着以内に入ってきた超堅実馬で相手なりに走れる力は侮れない。ただディープインパクト産駒は重【13-13-6-55】※複勝率36.9、不良【5-6-1-22】※複勝率35.2で悪くない一方で古馬での連対がアドマイヤコリンだけ。

古馬混合でも昨秋に3歳だったドナウブルーが1000万を勝ったのみ。稍重(9時現在)からの更なる悪化は免れないだけに不安材料として取り上げておきたい。こうなると俄然穴馬の期待値が高まってくるがこの状況を大いに利用して浮上できそうな馬がいない。

人気と実力のバランスが面白いのがヒットザターゲットで距離も道悪にも心配いらないが6勝2着2回のうちに実に7回が5番以内という現役屈指の内枠巧者で残り1戦も3角先頭の競馬だったほどで冗談抜きにラチなしでは走れないという馬だから無念の消し。

結局消去法に近いが本命は4歳ユニバーサルバンクとした。重賞で2度の2着に今春はオープン特別勝ちで天皇賞春6着、目黒記念5着と徐々に地力をつけてきた。道悪と休み明けが不安視されているがダービーはとんでもない不良だったし日経賞も馬場が荒れすぎていた。

稍重の中日新聞杯は乗り方に問題があっただけだからこれで適性は図れない。目黒記念で切れ負けしているだけに時計は掛かった方がいいのは明白、大阪ハンブルグCは上がり36.8の我慢比べで制している。道悪が有利とは言えないが間接的に条件は向く。

中山重賞得意のネオユニヴァース産駒でスタミナ豊富のドクターデヴィアスの配合だから血統的にも推せる。仕上がりに関しても過去の休み明けに比べてかなり陣営のトーンが高く直前は水分を含んだウッドで全体83.6-ラスト11.9の好調教で動ける態勢だ。先行して押し切る。

天の川Sを2番手から勝ったコスモラピュタはアテにしづらい馬だが中山の道悪で前にいけるのは絶対的に有利。ロージズインメイ産駒コスモオオゾラが稍重の弥生賞を勝っている。良馬場では出番がないが道悪ならメイショウカンパクの外差しにも光。

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