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2012/10/06 11:00

デイリー杯2歳S

クラウンレガーロが2歳王者へ向け弾みをつける。小倉2歳Sは連闘の影響も何のその。初めて経験する前半3F32.7の急流に少し置かれ気味の追走となったが3角過ぎに外を捲って進出し直線では抜け出す強気な競馬。

最後は仕掛けを遅らせたマイネルエテルネルの伸びに屈したが堂々2着。僅か1週で1.6も時計を短縮したのは高い身体能力の成せる業で卓越したスピードの持続力と距離延長にも耐えうる持久力を十分に示した好内容はまさに「負けて強し」

前走後はさすがに疲れで馬体を減らしたが若駒らしい回復力をみせ問題なし。直前は4F57.3-1F13.8の馬なりで動きを確認する程度の平凡な調教だったが1週前に4F51.3の好時計を叩き出しており過不足なく仕上げてきた。

グラスワンダーの特徴は小回りを捲る力に長けたパワー型と何度も書いており、例に漏れずクラウンレガーロも前傾ラップの重賞で好走したがこの馬の場合は母系がインティライミスマートギアなどと同じシャダイチャッター一族。

このシャダイチャッターの系統は平坦巧者で有名だから母系が強く出ていれば上がり勝負でも父系のマイナスを補うだけの効用はあるはずで京都金杯を勝った時のマイネルスケルツィが好例。スピード任せでも一本調子ではないから簡単には止まらない。

◎を小倉2歳Sで撃破しているマイネルエテルネルが当面の相手。今年度のクラブ1番馬の位置付けはさておき英ダービーにも登録済みとはギャグにもならないが戦法に幅があるのは悪くない。前走も展開を読んで控えて差す味のあるレースぶりだった。

父Tamayuzはジャック・ル・マロワ賞など欧州のマイルG1を2勝した経歴の持ち主。母父のPiccoloも短距離血統だからいずれは1200mが狩り場になると思うが受け継いだスピードは現状申し分なしで絶好の1番枠から再度好勝負になる。

新馬を内から強引に馬群をこじあける迫力のある競馬で勝ち上がったメイケイペガスターが印象ではトップだがクラスが上がり、開幕週である事を考えれば残した衝撃度とは裏腹に信頼には足りないし阪神→京都替わりに不安もある。

フジキセキ×ブライアンズタイムで近親にはペニーホイッスルモエレソーブラッズがいるがサンデーを配合してもダート力が強いことを踏まえると芝の切れ味はそれほどでもないはず。母母父Silver Deputyはどことなくカネヒキリを彷彿とさせるし過信は禁物。

6戦を消化してなお重賞挑戦の余力があるラシーマは3着を外した事のない堅実派で豊富な経験は2歳戦では有利。ダンツアトラスは距離があった方がいいしスクワドロンも調教の頭の高さを含め完成途上。サウンドリアーナも大外だと苦戦必至。

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