スマートフォン版へ

マイページ

723件のひとこと日記があります。

<< 萩S... ひとこと日記一覧 カシオペアS... >>

2012/10/27 08:24

スワンS

ポイントは3歳勢と前走1800m以上組の取捨。09年世代は既に古馬混合重賞で5つのタイトルを獲得しており今月もカレンブラックヒルジャスタウェイでワンツーを決めた毎日王冠、先週の富士Sもクラレントファイナルフォームが古馬を撃破しダートでもナムラビクターが5馬身差をつける圧勝劇を演じるなど非常に層が厚い。

京王杯AHを世界レコードで疾走したレオアクティブは得意の芝1400m【2-3-0-1】でレベルの高かったポートアイランドSを勝ったオリービンも折り合いを考えれば競馬がしやすい距離。しかも紹介の通りこの2頭は対古馬戦の実績を持つから無下には扱えない。斤量も軽いし実力通りなら勝負圏内は必至だ。

一方の古馬陣は核となるグランプリボスダノンシャークが毎日王冠からの参戦。両者ともに見せ場は作ったが最後ぱったり止まったように中距離戦では苦しかったが0秒5差6着と0秒3差5着に踏ん張った。とくにグランプリボスは4F46.0-5F57.8のHラップを2番手から自ら動いて一旦は先頭のレースだったからまさに短距離馬の意地は見せた。

問題は過去10年の連対馬で1800m以上を使ってきた馬が皆無な点だ。これは3着以内30頭に網を広げても05年ウインクリューガー(エプソムC6着以来)10年ジョーカプチーノ(前年ダービー18着以来)のみ。特殊な設定に加え一気の短縮で戸惑うケースが多いのだと思うが初距離のダノンシャークに対してグランプリボスは経験済み。

まして前走が激流だったから勘の鈍りも考えづらいし反動さえなければ巻き返し十分。しかし上記の馬たちは不安に目を瞑っての評価だから相手に回して本命はスプリングサンダー。1400m【4-3-1-4】で阪急杯2着や阪神牝馬S3着など重賞実績も豊富。道悪を鋭い脚で追い込んだCBC賞(2着)や内枠先行有利の馬場で5着したキーンランドCを見ても脚力アップが目覚ましい。

本格化を疑う余地は微塵もない。スプリンターズS(14着)は後方からでは間に合わない馬場状態だったから悲観する必要はなし。むしろスプリンターズS大敗→スワンS激走はローテとして確立されている。父クロフネは当該距離【3-6-4-23】でスプリングサンダーもそれが反映されたような京都での勝ち切れなさだが複勝率は優秀だし狙う価値は十分。天皇賞春で大穴をあけた半兄スズカマンボがいる血統背景も好走を後押しする。

お気に入り一括登録
  • カレンブラックヒル
  • ジャスタウェイ
  • クラレント
  • ファイナルフォーム
  • ナムラビクター
  • レオアクティブ
  • オリービン
  • グランプリボス
  • ダノンシャーク
  • ウインクリューガー
  • エプソム
  • ジョーカプチーノ
  • スプリングサンダー
  • スズカマンボ

いいね! ファイト!