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2012/11/02 17:33

京洛S

今年の日本シリーズはセリーグ覇者・巨人のホーム連勝で幕開けし余勢を駆って頂点へ突っ走るかと思われたがパリーグ覇者・日本ハムも北の大地で息を吹き返し星を五分に戻した。両チーム共に玄人好みの野球をしており例年以上に白熱した戦いになっているがその第5戦で球界を揺るがす世紀の大誤審があった。

問題のシーンは4回表無死一塁、日ハム投手多田野、巨人打者加藤。多田野の投じた初球の直球がすっぽ抜け気味になってバントの構えをしていた加藤の顔面付近を通過。捕手鶴岡のミットを弾いただけで事なきを得たとの安堵も一瞬で主審は「当たった」との見解を示しこれを危険球と見なし多田野に退場宣告をした。

打者の近めにボールがいき、ボールは捕手のミットに収まらず、打者加藤はひっくり返ってのたうち回る。状況からすれば死球だが実際VTRだと確実な誤審である。普段は第三捕手として出番がほぼない加藤の死に物狂いの三文芝居も大概だがやはり真後ろで判定している主審のジャッジはおかしい。

人間だからミスはあるのは仕方ないが昨夜の誤審はミスでは済まないボーンヘッドだった。ではどうすればいいのか?ホームランの際に用いられるビデオ判定を導入させればいい。人間の真剣勝負に機械を介入させ盛り上がりに水を差すような不粋な真似をしたくないのは分かるが先々のためにも臨機応変に考える必要がある。

ファンが望むのは納得のいく回答及び真実の開示だ。例え判定が覆ってもそれが正しいと分かれば一時的にその場は荒れても後々に引きずることはないはずだ。どうも日本人は素直に非を認めるという行為に抵抗を覚えるがアメリカのような「アイムソーリー」の精神は大切だ。WBC連覇など輝かしい歴史のある野球先進国として柔軟な対応をしてほしい。

莫大なお金が動いている競馬はそれ以上に公正であるべきだがJRAも先月30日に降着や失格など審議に関する新ルールを提示し来年からの実施を発表した。内容は「各馬がレースで見せたパフォーマンスを尊重」というもので曖昧かつ不透明だった密室での判定が一応は明るみに出た恰好で少しは進歩した。詳しくはhttp://www.jra.go.jp/judge/index-2013.htmlで確認を。

オープン特別として施行された過去4年で勝ち馬こそないが2着3回3着3回と活躍が目立つ軽ハンデの牝馬に注目。ジュエルオブナイルは前走の北九州記念で16着惨敗を喫したが馬場の悪い内を外から押し込まれるように追走させられた上に前半3F32.2の超Hペースも響いた。

2走前のアイビスSD0秒6差5着や3走前のテレビビュー福島賞で負かしたニシノステディー(信越S2着)ミトラ(紅葉S)との比較を考えても適距離の1200mで実力が足りないはずがない。京都も勝利経験こそないが不良のオパールS、距離が長かった京都牝馬Sと朱雀Sを除けば堅実。仕上がりも上々で「53Kg」なら狙いが立つ。

快速3歳馬ハクサンムーンスピードも非凡で道頓堀Sも完勝。最終週に加え台風の影響でパンパンの良馬場ではなかったが「1分8秒0」の好時計(開幕週のセントウルSが1分7秒3)コース替わりで内有利は確実だしハナを奪っての一気逃走は十分。スローのオパールSを上がり最速32.8の末脚で追い込み3着のマコトナワラタナ、大幅条件好転でも人気が薄いケイアイアストンが穴。

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