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2012/11/11 12:45

武蔵野S・アンドロメダS

芝、ダート問わず東京マイルを乗り切るには軽快なスピードが武器の短距離馬より中距離もこなせるくらいのスタミナを備えた馬の方がいいと言われたものだが芝は高速化しダートも砂質が軽くなり近年はこの先人の金言も薄れつつある。現状は1400mで先行する脚がある馬が活躍する傾向だ。

武蔵野Sも昨年1着のナムラタイタンは1400m巧者で前走ペルセウスS(4着)からの巻き返し2着ダノンカモンはマイルG1でも連対実績があるがオープン昇級後勝ったのは1400m戦だけ。10年グロリアスノアも同年に根岸S勝ちがあったし09年ワンダーアキュートはマイル以下は初だったがHペースで飛ばして勝ち切る脚力の持ち主だった。

重賞経験には乏しいが今年に入り充実著しい6歳マルカフリートに◎をうった。3歳夏に古馬混合の1000万特別(レベルの高い北海道)を勝つなど元々能力の高かった馬だが三度の長い休養があるなど順調さを欠いて出世が遅れていた。それでも昨年北海道スプリントCで重賞初Vを飾るとプロキオンSでも7着。

室町S(5着)以来10か月ぶりとなったBSN賞でいきなり2着に好走するとひと叩きの効果が出たエニフSは順当勝ち。インペリアルマーチやワールドワイドなどこの路線の中心を張る馬たちを直線で一刀両断する強い内容だった。ペルセウスS5着はスタートで少し後手を踏み直線も前が壁になって仕掛けが遅れたのが敗因。

捌いてから一気に伸びてきただけに惜しいレースぶりだったが東京コースにも適性がある走りだったのは間違いない。マイル戦は初めてだが3歳時に千七を捲って勝っているし父はダート万能のアフリートで母父がタヤスツヨシなら距離は問題ないし母母父ノーザンテーストでもう一段階上も目指せる。斤量も前走から2キロ減、鞍上戸崎で条件は揃った。

まともなら昨年の覇者○ナムラタイタンが強敵。南部杯はスタート直後に落馬するアクシデントに見舞われたが幸いにもかすり傷程度で済んだ。その前走時は休み明けでデキが物足りないという不安要素もあったが乗り込む時間が増えて調子が上がってきたのはケガの功名か。東京マイルでは3勝2着1回で抜群の安定感を誇る。

アドマイヤロイヤルも東京マイル【3-1-3-0】の巧者で近走成績も悪くないが何故か伏兵以下の扱い。南部杯が3着とはいえ1秒6差のイメージがよろしくないかもしれないが真のG1級エスポワールシチーと仕上がり八分程度で走れば妥当な結果。調教の動きも良化、一度使われての上積みも込めるし流れが速くなる重賞の方が競馬はしやすい。

2年連続2着の△ダノンカモンは休み明けの分、調教も昨年ほどは動いていないし割り引きが必要だが地力は一番で当然マークは必要。イジゲンはスタートで落馬寸前の不利がありながら3着に追い込んだレパードSだけ走れば鞍上込みで古馬相手でも怖いが課題も多いし1番人気で積極的に買うほどではない。

アンドロメダS
休み明けを叩かれてガラリ一変の可能性が相当に高いメイショウウズシオが本命。前走時も乗り込み本数的には足りていたが直前の坂路が4F56.1-3F40.3-1F12.9で控え気味だったのに対して今回は4F51.7-3F38.1-1F13.0と全く違う動きで中身も伴った万全の仕上がりを如実に現している。

アイルランドTは上がり勝負を見越して道中早目に押し上げる工夫もあったが体がついていかない面もあって5着に敗れたが春の実績からオープン特別では互角以上。得意の京都で上がりの掛かりやすい内回り替わりも好材料。雨が降って馬場悪化が予想されるだけに父オペラハウスも心強い。

京都大賞典は一気の相手強化、コース不向きで9着に大敗したマルカボルトも内回りの2000mなら持ち味の先行力がフルに生きる。実力上位のダノンバラードも最後来るのは想像できるが相変わらず勝ち切る姿は想像できない。カシオペアSの末脚も過信禁物。昇級になるがアドマイヤラクティは道悪に実績があるし上昇度も見逃せない。

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