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2012/12/16 10:23
ベテルギウスS
◎メテオロロジストは交流重賞の佐賀記念を逃げ切っている馬。ダート重賞を勝っているのはボレアス(レパードS)と2頭だけという低調なメンバー構成にあって実績は上位。ただその後に脚部不安で1年半近くも棒に振ったが復帰戦となったペルセウスSで最低人気を覆し3着。それも全く経験のなかった距離での大激走で衝撃度は高かった。
前半からポジションを積極的に取りに行き3番手の外を追走すると直線もバテる気配なくしぶとく伸びた。オープン特別とはいえ能力の元値がなくては決して出来ない芸当だった。霜月Sは前半35.2-後半3F35.2の均等なラップで速い脚の持続が要求される展開で適性の差が出ての7着だから健闘の部類だ。
陣営も「適当な番組がなかったから1400mを使っていただけ」とコメントしているようにやはり本質は中距離馬で2000mへの距離延長は好材料。叩き3戦目で上積みも見込める仕上がり。父Golden Missile(米9.5FG1)は日本では8頭しか走っていない希少種だが母母父がSeeking the GoldでSecretariat4×4が発生する血統はダート安定。湿った馬場で先行力を生かして押し切る。
近走的にはタガノロックオンだがブラジルC3着があっても突然ポカをやるダンチヒ系で2000mでは少し落ちる気がしてならないから▲距離適性でボレアスを○にしたい。全弟のマウントシャスタの方が名を売った感じだがこの馬も3歳時に南部杯に挑戦するなど素質を評価されていた。名古屋や浦和の結果を考えれば砂質か小回りが合っていない。
久々で実績のない距離だったペルセウスS(15着)と芝のアンドロメダS(13着)は当然参考外として巻き返しに期待する手だ。春の仁川Sで上がり最速で4着まで追い上げたマカニビスティーもコース形態や馬場状態は不利だが上位を脅かすだけの力は有るとみて△ナリタシルクロードも好素材だが過去の休み明けからひと叩きが理想だ。