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2013/01/11 22:00

フェアリーS

マイルに距離変更された09年以降の連対馬にはジェルミナル(桜花賞3着オークス3着)アプリコットフィズ(秋華賞3着)ダンスファンタジア(桜花賞7着)がいて『クラシック戦線への飛躍』をテーマに重きを置きクラシックとはまるで無縁だった1200m時代からのレース性脱却に成功したように思えるが未だ本当の意味で重要性がないのは事実。

好走馬に関東馬が多いのは仕方ないとして問題はコース設定だ。先日、朝日杯FSで2歳王者を決定するやり方にモノ申す記事があったように外枠不利と大々的に謳われる紛れやすい不平等コースが中山マイル戦。日本全国各地バリエーションに富んだ多種多様なコースあるがここはチャンピオン級の誕生には程遠い舞台だという事が非常に大きくのしかかる。

桜花賞、オークスとは相反する適性が要求されるコースでは本番で善戦が多くなるのも頷ける話。ただ今更レース性にいちゃもんをつけても始まらない。レースごとにフィットした馬を探すのが予想だ◎は自在性が魅力のウインプリメーラにうった。前走のアルテミスSは前半3F34.5-4F46.6と2歳の牝馬限定にしては淀みない流れを2番手追走から一旦は先頭に立つ見せ場を作っての3着。

残り1Fで優勝したコレクターアイテム(10→11)アユサン(16→16)ら後方待機勢が台頭してきた展開を考えても東京の長い直線を先行して粘り込んだレース内容は価値がある。上位2頭から3馬身半差遅れたが舞台設定から悲観する必要もなく阪神JF8着のサンブルエミューズとアルテミスS組もほぼ互角。中山でこそ生きる前向きかつ上質なスピード能力で逆転十分。

昨年の京都マイルで行われた2歳戦で1分35秒0を切ったのはデイリー杯2歳ステークスと11/4の未勝利(グリーンラヴ)と11/11の未勝利(アドマイヤドバイ)の「1分34秒7」、そしてウインプリメーラの勝った10/14の未勝利の4R。京都の新馬、未勝利を良馬場で34秒台というのは将来性の判定にもなり過去にはブエナビスタドナウブルーサダムパテックが出世している。

相手候補は実績的には芙蓉Sフラムドグロワールを退けているサンブルエミューズ(岩田)決してレベルの高くなかった阪神JFで8着のあたり限界を感じる馬でフェアリーSはぴったりだが外枠は割り引き材料▲に落とし○イリュミナンスを狙ってみたい。新馬戦は5馬身差の楽勝。スローとはいえ上がり3F11.9-10.7-11.5(稍重)は出色だ。

デュランダル産駒の半兄フラガラッハは気性的に距離をこなせないがイリュミナンスマンハッタンカフェ産駒でゆったりとした胴長の好馬体で中距離も持ちそうな印象。混沌としている3歳牝馬路線の主役に躍り出る可能性もある△カスティエルも1戦1勝だが同じ舞台で前後半あまり差のないラップを刻んでの押し切りだけに上積み次第では面白い。

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