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2013/01/27 11:33

シルクロードS

厳寒期とあってG1級の参戦は少ない重賞だが今年はドリームバレンチノダッシャーゴーゴーが始動戦に選択してきた。ドリームバレンチノ(58Kg)はスプリンターズステークスでロードカナロアカレンチャンに次ぐ3着に入るなど地力強化目覚ましく、ダッシャーゴーゴー(59Kg)も前走こそ惨敗したがこの路線では実力上位。

ただいずれも大目標は2か月先の高松宮記念。仕上がり途上でハンデも背負うとなれば叩き濃厚で消しが妥当。マジンプロスパーは「57.5Kg」で押し切ったCBC賞が圧巻で秋はG1獲りの期待も懸かったが近況(11)(12)(13)着で散々。短距離馬は気で走る馬が多いから一旦崩れだすと難しい。調教パターンを変えるなど工夫してきたが手は出しづらい。

こういう能力のある馬は死角があっても人気はダイソン掃除機ばりに吸収してくれるから大いに歓迎(もちろんレースも盛り上がる)お値打ち価格は◎アースソニックだ。15戦中14戦が1400m以下(1600m1戦)で一貫して短距離に拘り今回が重賞初挑戦となるが1200mは【3-1-1-4】で掲示板を外したのは1度という堅実派で54Kgのハンデを味方にしての激走は大アリ。

秋に醍醐Sを差し切ってオープンに昇級してからの連続4着も実に惜しい内容。尾張Sは前半3F35秒4の超凡ペースで中団より後の位置では上がり3Fで2位タイの末脚を繰り出しても間に合わない。前走の淀短距離Sは内有利の馬場で外枠からいつもより前目のポジションを取りに行ったぶんだけ終いが甘くなってしまったし道悪もあまり良くなかった。

善戦止まりだがクラス慣れやキャリアを重ねる毎にレースぶりは良化しているし、まして成長期にある明け4歳の上がり馬、伸びシロがなくてどうする。脚質自在で展開に左右されにくいのは強みだがBコースに替わって今度は外差しも決まる馬場、タメて渋とい末脚が生きる。時計が掛かりパワー型の台頭が目立つ芝状態。

土曜は乙訓特別フレンチデピュティ産駒が大穴。3歳未勝利でも母父ミルジョージが3着。アースソニッククロフネ(父フレンチデピュティ)×母母父ミルジョージで母母タマモコトブキが30年以上前の桜花賞2着でこういう馬場の追い比べは向く。ナスキロの柔らかさも内包して重さばかりが強調される配合ではないのもポイントが高い。

同じクロフネ産駒で適性がありそうなシゲルスダチへの本線。淀短距離S(10着)は苦手の道悪で伸びを欠いたが北九州記念2着、京洛S3着の実績からも能力は秘めている馬。Roberto5×3があって近親のホエールキャプチャに比べると力馬っぽくて素軽さが少し足りないが8秒台の外差し決着であれば出番はある。

エーシンホワイティ(シゲルスダチは甥にあたる)はとにかく展開頼みの差し馬で前走も直線スムーズに捌けず内伸び前残り馬場に泣いた。力はあるし人気も下がってきた今回はソロソロの匂い。サドンストームはかなり使い詰めだが終いは確実に伸びてくるだけに展開と位置取りが鍵。スギノエンデバーもハンデで割り引いたが血統適性はありそうで要警戒。

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