スマートフォン版へ

マイページ

723件のひとこと日記があります。

<< シルクロードS... ひとこと日記一覧 エルフィンS... >>

2013/01/27 14:00

根岸S

待望の重賞制覇目前のエーシンウェズン中心。2歳未勝利(京都芝1600m)を前半3F34秒1-4F45秒8の猛ラップで飛ばして「1分34秒2」で走破した時の印象が強烈でずっと目をかけていた馬で近走の充実ぶりは喜ばしい限り。当時負かしている相手にメイショウカンパクアスカクリチャンがいるように競走馬としての資質や性能は非常に高かった。

ただ3歳時はその非凡な身体能力に精神面が追いつかず、むしろ仇になって一本調子な面が目立ったがそれでもマーガレットS2着など力を見せる。3歳秋の復帰戦でダートで勝利する(この内容も大物感があった)も再び芝に戻る。この頃ようやく気性面も落ち着いてきたが今度は出遅れ癖がついて4歳3月?5歳2月まで[1-3-1-4]上がり最速は4度あったが後方から鋭い脚を使っても届かないもどかしい日々が続いた。

しかし久々となるダート投入がエーシンウェズンの進むべき道を明快にした。3/11の4歳上1000万下。スタートこそ後手を踏んだが芝スタートが幸いし中団まで巻き返すと直線は1頭違う脚色で突き抜けた。鳴門Sも抑えきれぬ手応えで4角を回り追い出されると見事な斬れ味で接戦の2着争いを尻目に悠々と3馬身差のゴール。

不良の勝ち時計「1分22秒3」は2週前の重だったポラリスS「1分22秒7」を上回った。圧巻のレースぶりと同時に時計面でも昇級即通用を示し、あまりの強さに「先行してあの脚が使えれば負けない。シルクフォーチュンの上位互換」と評した。当然今をもってその自信に揺らぎはない。オアシスSは距離延長と疲労で力を出し切れなかったが秋2戦が見事。

骨折明けだった霜月Sは直線で鞍上が後続を確認する余裕があるほどの勝利で好発進、カペラSは出遅れて直線も馬群に包まれて追えない場面がありながら前が空くと猛進し2着を確保。下位互換であるシルクフォーチュンに負けたのが悔しいがスムーズで脚を余さなければもっと際どかったはず。ただ少し忙しい感じのあった中山ダ1200mを克服したのは大きい。

重賞級、いやG1を目指せるだけの馬だと再確認できた。これからは結果は勿論、飛躍に足枷となる課題を潰していき一層高いレベルでの走りが必要になる。相手と目されているガンジスも勢いはあるがギャラクシーS「1分22秒5」はもはや敵ではない。とにかく調教は抜群に動く馬だが今週も水曜に坂路で文句なしの一番時計。東京の直線で末脚が爆発する。

ガンジスも評価するべき馬だとは思うが面白いのは4歳ストローハット。秋はスローペースだった武蔵野Sで差して0秒5差5着。除外があって調整が物足りなかったギャラクシーSも初距離に対応して0秒3差5着なら及第点。マイル以上だと折り合いに気を使うため後方から運ばざるを得ないが前走は流れに乗っていたしこの距離はフィットしそう。

ユニコーンSを完勝するなど左回りは芝時代から合っていた馬でコース替わりも好材料。フジキセキ産駒は東京ダ1400m【11-12-17-87】で複勝率31.5%は上位10傑ではトップの成績で単回収率118%、複回収率109%、エーシンウェズンが不在なら迷わず本命にしていたレベル。ガンジスは母系のSilver Deputy×Danzigが効いた馬でハイインローだから好位で手堅く競馬しているうちは大丈夫だが小細工で差すと危険。

トウショウカズンも安心信頼のダート1400m巧者[6-5-1-4]で昨年の2着馬。母がスイープトウショウの半姉にあたる良血で小脚の使えるフジキセキにダート適性随一のクロフネ、これにハイインローの強調された配合だから前受けの砂馬。理想は直線の短いコースだが絶好調のルメールは怖い。ダノンカモンは実戦だと少しズブくなっており1400mは忙しい印象で5番手、メイショウマシュウは現状ハマって3着まで。

お気に入り一括登録
  • エーシンウェズン
  • メイショウカンパク
  • アスカクリチャン
  • シルクフォーチュン
  • ガンジス
  • ストローハット
  • フィット
  • フジキセキ産駒
  • Silver Deputy
  • Danzig
  • トウショウカズン
  • スイープトウショウ
  • フジキセキ
  • クロフネ
  • ダノンカモン
  • メイショウマシュウ

いいね! ファイト!