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2013/02/08 18:20
アルデバランS
過去5年の連対馬にワンダースピード、ウォータクティクス、トランセンド、ワンダーアキュート、シルクシュナイダー。いずれも重賞実績と近況が伴っていた実力馬が評価され、核たる軸として働いていたが今年は様相が違う。上位人気はシリウスS勝ちのナイスミーチュー、川崎記念3着グラッツィア、名古屋GP2着のクラシカルノヴァが形成しても信頼の置けるメンバーではない。
毎年波乱含みのレースだがより一層の大荒れ気配が漂う。大穴でセイリオスが面白い。近走散々の成績だが5走前のしらかばステークスではサイレントメロディ(東海S3着)とアタマ差の2着があるようにオープン特別で見劣りはしないはず。
ブラジルC(11着)は息遣いの問題で鞍上がやめた感じだったし武蔵野S(12着)は展開不向き、フェアウェルS(9着)も直線入り口で外から一気に被されてスムーズさを欠いてのもの。
本質的に東京のように軽い馬場でのスピード勝負を得意とする馬で京都替わりは好材料だし先行できる脚があるから有利に運べる事は間違いなし。
使い込むと良くない馬で定期的に短期放牧を挟むが前走に関しては乗り込み不足で太めが残ったのも実戦で影響した。ただ今度は帰厩からしっかり調教を進め、直前も前回のポリトラックからウッドで負荷をかけて態勢は整った。
京都ダ1900mは珍しい条件だがその状況で[13-3-2-13]勝率41.9%、連対率51.6%、単勝回収率299%、複勝回収率130%と恐ろしい数字を叩き出している四位洋文のプラスαも求めたい。
逃げ馬が残るレースで単騎濃厚のメテオロロジストはかなり有力。ベテルギウスS(5着)は物足りない内容だったが終始2番手のバトルドンジョンに突っかれる展開も堪えた。この中間も本数をこなして気配は悪くないし相性の良い京都で粘り込みたい。
人気勢だと脚質的にグラッツィア、クラシカルノヴァだが前者は叩き良化型にも関わらず鉄砲で走った影響を感じさせる調教の軽さで買いづらいしクラシカルノヴァにしても地方でエーシンモアオバー相手の2着にどこまで価値があるのか微妙。
これなら同斤のナイスミーチュー狙いが筋だろう。JCD(11着)はさすがに相手が強かったが2走前のみやこステークス(8着)では前残りを外から詰めており脚力は上位。位置取りが最大のポイントだがシリウスSで中団から差し切った時の小牧騎手に戻るのは頼もしい。
あとは何故か物凄い煙幕を張っている?スタッドジェルランが不気味に映る。陣営からは調教の動きから泣きが入っているが大幅に時計が掛かった今週の栗東坂路でこのタイムは何も問題ない。確かにフェアウェルS(15着)は負け過ぎだが中間もビシビシ時計を出しているし状態は上向き。オープン特別2着5回の実力は抑えが必要だ。