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2013/02/22 20:00
千葉S
手前味噌になるがカペラS8番人気3着(単勝20.6倍)で3連複第一本線的中。ジャニュアリーS13番人気1着(単勝53.4倍)でこの舞台は絶好調。ソロソロ中山ダ1200mの神を名乗っても良さげな頃合いだが二度あることは三度ある、三度目の正直、仏の顔も三度まで、など日本人は三度目がお好き。三度目があって初めて物事や言葉も意味を成すというものか。
2月末は競馬界における別れの季節。今年もダービーJ石橋守騎手を含めた面々がターフを去るが最後を惜しむように時としてドラマや奇跡が起こる。引退騎手や調教師には要注目だ。
大穴に貢献してくれたキョウエイカルラもいるが今回はパス。一足早く引退レースとして臨んだ前走を見事勝利し最高の花嫁入りだったがまさかの引退撤回。折角の花道が台無し。こういう運命に背く所業は勝負の流れを変えてしまうだろう。
過去10戦芝ダ問わずハナを譲ったのは一度の韋駄天エクセルシオールはダート転向してもスピード衰えずここ2戦のテン3Fは「33秒2」「33秒8」制御してバランス逃げが打てるタイプではないから今回も行く一手。これに逃げなければ二束三文のアーリーロブストが絡んで33秒台突入確定。
狙ってみたいのはメイショウツチヤマだ。オープン昇級以降は結果が出ていないが霜月S5着直後に柴田善臣騎手が「オープンでもやれる。トモがしっかりして力をつけている」と前向きなコメントを残し「次は決めたい」と強気な発言もしているようにクラス慣れすれば通用する力はあるはず。
カペラS(10着)は内枠で出遅れて後方で窮屈な競馬、根岸Sは道中いい手応えで進んだがペースが遅く上位は馬場の内目を回ったひと桁番が占める結果で度外視していい。中山ダ1200mでは[1-1-1-2]条件は合っている。春風Sは1着トシキャンディ、2着シセイオウジで重賞でも好走できるメンバー相手の3着。
複勝圏内時に共通するのはいずれも二桁番だった点。外枠は芝を長く走れる利点のあるコースだがスムーズに脚を伸ばしたい差し馬は余計に大きい。ジャニュアリーSのケイアイテンジンも6→14番替わりだった。前走は重かった馬体も中3週で入念に攻めて中身が伴ってきた。絶好枠+展開利で今度は差し切る。
トーホウチェイサーのジャニュアリーS(11着)は前半に気分良く運び過ぎて終いにお釣りがなかった。詰めの甘さはあるが堅実に走る馬で当該舞台もカペラS6着や千葉S3着と実績あり。前走時は間隔が空いていたにも関わらず攻め不足の印象だったが今回はきっちり稽古を積んで復調気配。
前走痺れる手応えで4角を回りながら前を捕え切れず、G前では後方にも差されたマルカバッケンは評価が難しい。力量上位だけに横山典弘の乗り方が浮沈を握る。2走前は不利、前走は1F長く大敗続きのエベレストオーだが太秦S2着くらい走れば足りる。色気を出さず末脚勝負に徹したい。豊富な中山実績で人気に祭り上げられそうなデュアルスウォードだが出遅れ癖のある馬が最内枠ではあまりにも危険と言わざるを得ない。