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2013/03/09 00:00

アネモネS・ポラリスS

クラウンロゼの優勝したフェアリーステークスは前半3F35秒7-4F47秒7-上がり3F35秒0=「1分34秒7」分業制が進み前半から飛ばすだけ飛ばす玉砕覚悟の伏兵が減り流れが落ち着きやすくなっている。フェアリーステークスは重賞だけあって09年「33秒8」10年「34秒0」の乱ペースもあるが更に一枚落ちるアネモネステークスは35秒台がほとんど。

中山1600mになった00年以降の前半3F最速が02年の「33秒6」阪神JF2着のアローキャリーが暴走し上がり3Fは37秒4で大失速した(レースは2番手から押し切ったサンターナズソング)これがアネモネステークスレコードである。ただアローキャリーも完全に想定外だったしこれは稀有な例。今年も奇襲の逃げを打ってくるような馬はいない。

前半で好位置を確保しつつ急坂でもうひと伸び、そんなセンスとパワーのある馬が面白い。初めての芝になるナムラビジンに◎をうつ。とにかく前走の未勝利(東京ダ1400m)が圧巻。好スタートを決めると一旦は控えて馬群の外を追走、いつでも抜けられる態勢で直線を向くと残り400mで先頭に立ち、結局残り1F流して6馬身差の独走。

素晴らしいスピードと瞬発力を持った馬で芝での飛躍も予感させるに十分な走りだった。問題は芝適性と距離だが後者に関しては新馬(東京ダ1600m)で惨敗しているがセン痛で取り消した直後の一戦で体調不十分の参考外と見ていい。父はこの舞台のG1を制すなど重賞3勝のフサイチリシャールでその父はクロフネだから適性の下地はある。

父フォティテンはダート適性の高い種牡馬だがこのMill Reefと母母父ドージングRivermanが持つナスキロがクロスして芝向きの柔らかい走りも出来るはずだし牝系に欧州の名マイラーロックオブジブラルタルの名もある。克服は可能だ。前走で馬体を大幅に増やして好走したのは大きい。すべて成長分。今週もポリトラックで切れ味のあるフィニッシュ。中山1600mで単回収率136%、複回収率93%を誇る松岡騎手の手綱で一発勝負。

このコースで強い種牡馬がダイワメジャーで[11-12-12-41]連対率30.3%、複勝率46.1%は驚異的数字。回収率でも単複ともに100%越えしておりベタ買いで儲かる。回収率向上の立役者は菜の花賞を単勝88倍で勝った今回も大外を引いたサクラディソール。博打的には人気必至の裏目を読むのが筋も取り立てて代わり映えのないメンバーで無印は危険▲。

今度は○ジーニマジックの逆転があってもいい。菜の花賞(3着)はうまく立ち回るも完全に切れ負けしたがクイーンCでも3着に粘れたのは力をつけている証拠。調教も出色の時計で体調万全。順調に使われている強みを活かしたい。ソエ明けのクラウンロゼは試走に徹する様子で割り引き。これなら前走は休み明けで不利もあった△エバーグレーズの変わり身を買いたい。

ポラリスS
日曜のフィリーズレビューでも少し触れる予定だが1400mは最も難しい距離。少し長いスプリンターも少し短いマイラーも参戦してくる。何故かと言えば各G1の前哨戦が行われるからだ。今月末の高松宮記念に対しては阪急杯、安田記念に対しては京王杯SC、マイルCSにはスワンSがある。

中々、自分のテリトリーだけに閉じ籠り切れない。その前哨戦と本番が違うところに興味が注がれるのが日本のレース体系。そして1Fのギャップが一番大きいのが千四と千六だと感じる。ここも得意分野に特化した馬が中心。前走の内容に好感が持てるタイセイシュバリエが本命。

岩田騎手がほぼ完璧に乗ったアルデバランSで0秒1差4着。結論から言うとこれは惜しくはない。普通であればメテオロロジストを捕まえていなければならない。ユニコーンSも同じように伸びあぐねているように1600mでも少し長い。馬体の成長に比例し3歳春には非力だったトモに筋肉がついてパワーアップ。適距離の今度は止まらない。

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