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2013/03/23 11:00

日経賞

阪神大賞典は昨年の二冠馬でグランプリホースゴールドシップが貫禄の勝利で好発進。そして日経賞にはダービー2着、天皇賞(秋)2着のフェノーメノが満を持して登場する。実績では随分と水をあけられたがこのステイゴールド対決は一度の対戦に留まり、しかもそれがゴールドシップが唯一連対を外した日本ダービー。

これでフェノーメノゴールドシップより強い、と言うほど図々しくはないがタイトルの保持数が力差に直結するとは思えない。何せ現実に負けた記録がない。昨年の3歳世代は皐月賞、ダービー、いやTRの時点でもう上位と下位の実力差がはっきりしていて、それが本番でもしっかり反映された年だった。

ただダービー馬ディープブリランテと3着トーセンホマレボシが引退し、ワールドエースグランデッツァは故障するなど世代を代表するグループが揃って戦線離脱している。先週終了時点での芝1800m以上の古馬重賞8レース(※中日新聞杯は施行月が変更されているので対象外)で過去5年4歳世代が残した成績を比較してみると

08年【1-0-1-21】皐月賞 ヴィクトリー 日本ダービー ウオッカ

09年【1-3-3-15】皐月賞 キャプテントゥーレ 日本ダービー ディープスカイ

10年【2-4-0-15】皐月賞 アンライバルド 日本ダービー ロジユニヴァース

11年【5-3-3-19】皐月賞 ヴィクトワールピサ 日本ダービー エイシンフラッシュ

12年【1-4-2-08】皐月賞 オルフェーヴル 日本ダービー オルフェーヴル

13年【2-1-3-11】皐月賞 ゴールドシップ 日本ダービー ディープブリランテ

断トツの成績を収めていたのが個性派を多数抱えていた“10年最強世代”でAJCC以外は一頭以上が3着以内に入っていた。対称的に落ち込んでいるのが牝馬にダービーを勝たれた07年世代とオルフェーヴルが三冠を達成した11年世代も怪物に次ぐ勢力が今もなお不在の状況だ。

12年世代も決して総合的なレベルは低い世代ではないが春二冠で5着以内だった馬が延べ7頭いて秋以降出走したのが僅か3頭(ちなみに10年世代も延べ7頭いて秋以降未出走はゼロ)気を吐いているゴールドシップを脅かすくらいの馬が現れてこないと評価は上がらない。無事に過ごしているフェノーメノの役割は大きい。

ジャパンCで敗戦してからすぐに放牧され英気を養って2月1日に帰厩。それから入念に乗り込まれて28日には南W【6F80.3-5F65.4-4F50.9-3F37.8-1F12.5】を馬也で記録し具合の良さをアピールし、1週前の14日には蛯名騎手が跨りゴール前追って【6F81.2-5F66.2-4F52.3-3F38.6-1F12.3】しっかり感触を確かめた。

今週は調整程度で【6F84.2-5F68.1-4F53.7-3F39.0-12.5】だったが軽快な脚捌き。調教の質、量とも文句なしで久々でも好仕上がりは約束。大外枠だがスムーズに好位につけて長く脚を使える馬で展開不問。3歳で果敢に王道を歩んだ経験が必ず糧となっているはず。成長した姿でまずは順当に始動戦を飾りたい。

金鯱賞Vの勢いを駆って有馬記念も2着に好走したオーシャンブルーも同舞台で有力だがゴールドシップルーラーシップの捲りを内で我慢したC.ルメールの好騎乗も大きかったはず。コース形態的にも先行する脚のあるトランスワープダノンバラードをまず相手にとりたい。

AJCCは不運に見舞われたトランスワープだったが距離を克服したのは今後に向けて視界が広がった。更に距離延長になるが状態も前走以上だし期待したい。ダノンバラードHaloの器用さや機動力がフル活用できる中山は適性が高い。中山記念(4着)は位置取りが悪かったタッチミーノットも好枠利して反撃態勢。

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