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2013/03/24 13:00
高松宮記念
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 厩舎 | 単勝 オッズ |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 牝5 | 55.0 | 池添 | 橋田 | 79.7 | 12 | |
1 | 2 | 牡6 | 57.0 | 太宰 | 大橋 | 244.9 | 16 | |
2 | 3 | 牝4 | 55.0 | 武豊 | 石坂 | 18.4 | 5 | |
2 | 4 | 牡5 | 57.0 | 北村友 | 浅見 | 48.7 | 8 | |
3 | 5 | 牡7 | 57.0 | Cデムー | 藤沢則 | 63.5 | 11 | |
3 | 6 | 牡4 | 57.0 | 丸田 | 尾関 | 103.9 | 14 | |
4 | 7 | 牡5 | 57.0 | バルジュ | 橋口 | 53.5 | 9 | |
4 | 8 | 牡6 | 57.0 | 福永 | 中尾 | 23.3 | 7 | |
5 | 9 | 牡7 | 57.0 | 吉田豊 | 大久洋 | 11.3 | 4 | |
5 | 10 | 牡7 | 57.0 | 戸崎圭 | 加藤征 | 98.0 | 13 | |
6 | 11 | 牡5 | 57.0 | 岩田 | 安田 | 1.5 | 1 | |
6 | 12 | 牡6 | 57.0 | 松山 | 加用 | 9.9 | 3 | |
7 | 13 | 牡4 | 57.0 | 酒井 | 西園 | 59.0 | 10 | |
7 | 14 | 牝5 | 55.0 | 吉田隼 | 村山 | 260.6 | 17 | |
8 | 15 | 牡5 | 57.0 | 横山典 | 尾関 | 9.8 | 2 | |
8 | 16 | 牝4 | 55.0 | 幸 | 福島 | 150.7 | 15 | |
8 | 17 | 牡6 | 57.0 | 川田 | 安田 | 21.8 | 6 |
中京コースが新装されて1年経過したが想像以上に興味深い舞台となった。芝のレコードは1400m「1.20.0」1600m「1.32.8」2000m「1.59.6」2200m「2.11.5」同じ左回りかつローカルメンバー中心で最も時計が出やすいコンディションとされる新潟コースと比較すると1400m「1.19.0」1600m「1.31.5」2000m「1.56.4」2200m「2.11.0」で一目瞭然。
そして高松宮記念の1200mはCBC賞で記録された重馬場「1.08.7」がレコード。昨年の高松宮記念は芝質が非常に重かった時の「1.10.3」だから例外的でこれは今回のレースで塗り替えれること必至だが開幕週のトリトンS(1600万下)が33.3-35.5で「1.08.8」一流が揃ってやっと8秒台の見えてくる数字が相当に厳しい勝負を予感させる。
芝1200mは先週の時点で29レースあって【5-4-5-32】のサクラバクシンオーが貫禄の首位、2位がアドマイヤコジーンの【3-0-0-7】3位クロフネ【2-3-1-15】4位アグネスタキオン【2-2-0-13】5位キングカメハメハ【2-1-5-11】と続くが軽いスピードや瞬発力が持ち味のサンデーサイレンス系やMr. Prospector系は苦戦傾向にある。
昨年の2重賞の3着以内は高松宮記念クロフネ(カレンチャン)シンボリクリスエス(サンカルロ)キングカメハメハ(ロードカナロア)CBC賞アドマイヤコジーン(マジンプロスパー)クロフネ(シンボリクリスエス)サクラバクシンオー(ダッシャーゴーゴー)で種牡馬順位をそのまま反映した結果となっている。
断然の支持を集めるロードカナロアは昨年初めてのG1挑戦と左回り、最内枠が響いた格好で1番人気3着。その悔しさをバネに夏以降急激に力をつけてスプリンターズSで待望のG1制覇を達成すると返す刀で日本スプリント界の悲願ともなっていた香港スプリントを完勝。当然の如く最優秀短距離馬の栄冠に輝いた。
今年は昨年の反省を踏まえた上でタフな本番を想定し1400mの阪急杯から始動。久々で勝利経験のない距離だったが好スタートから控えてインに収まると終始楽な手応えで直線も軽く気合いをつけられた程度で瞬時に反応し着差以上の内容。心身ともに充実一途で手がつけられない無双状態であることは確実。
今度もすでに九分手中にあるタイトルだが上昇度とコース適性で一縷の大逆転の望みを託してマジンプロスパーに◎をうった。マジンプロスパーも昨年はロードカナロアと同じように重賞制覇直後のG1で跳ね返された。最後は離された5着だったが積極的に先行して直線半ばまで踏ん張って実力の一端は証明する戦いぶり。
それ以来の休み明けだったCBC賞では未知の道悪で「57.5Kg」を背負いながら前半の速い流れに乗り、自らレースを作って直線後続の追撃を凌ぎ切る横綱相撲で一層の成長を窺わせたがその反動か秋シーズンはセントウルS11着、スプリンターズS12着と散々でライバルの影すら踏めなかった。
復調の兆しは年明けのシルクロードS。コース追いなど調教パターンを工夫して0秒1差4着。同ハンデのドリームバレンチノ、一キロ重いダッシャーゴーゴーに先着を許したが一応の不振脱出。そこから馬体を絞る調整を主眼に置き、徐々に調子を取り戻して連覇の懸かった阪急杯は0秒1差2着。直線の捌きがスムーズであればもっと際どかったはず。
今週の栗東坂路は降雨でまた時計の掛かる馬場状態だったが一杯に追われて【4F53.9-3F39.3-2F25.6-1F13.6】暖かくなるにつれて太めが解消され、比例するように動きは素軽さを増し力強いトモの踏み込みで陣営も自信の好仕上がり。都落ちの屈辱も味わった6歳馬が一強の桶狭間決戦に一石投じる。
荒れた坂路でも重心のブレない綺麗な走りが印象的だったロードカナロアは絶好のデキでまず崩れない。3番手は直線が長くなった恩恵を最大限生かせる2年連続2着のサンカルロ。阪急杯は余裕残しの体で0秒2差4着。今度はしっかり負荷をかけて最終追い切りは唸るような走りで好調アピール。外差し顕著な馬場で前走以上は間違いなし。
間隔が空いた方が走るスプリンターズS3着のドリームバレンチノ、サクラバクシンオー産駒で適性が高い血統のダッシャーゴーゴーとスギノエンデバーも3着候補には抑えておきたい。