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2013/03/31 00:00

ダービー卿CT

大混戦必至のハンデ重賞だが上下差は3キロに留まっているのがひとつのポイント。しかも今年は重ハンデ帯の馬が結構いて「58Kg」がガルボリアルインパクト「57.5Kg」にダイワファルコンダノンヨーヨースマイルジャック「57Kg」ファイアーフロートといる。これだけ同レベルの戦友がいると相対的にハンデによる有利不利はあまり考える必要はない気がする。

むしろハンデ=能力の高さと見るとかなり層の厚いメンバーが揃って(昔の名前で背負っている馬もいるが)下級条件からの昇級で下手に穴人気するような馬はこの程度のハンデ差だと苦しいのではないか?そう解釈してみたい。過去10年で57.5Kg[2-1-0-3]58Kg[0-0-0-6]一筋縄では攻略できない見えない圧をひしひしと感じるが◎はガルボにうつ。

何を隠そう昨年57.5Kgで優勝しており、直近の活躍からも58Kgは実力馬として果たす当然の義務的数字。その昨年は好スタートから中団に控えて、馬群に入れて追走し直線も迷いなく外に回して後続を振り切る堂々たる内容。坂を駆け上がって更に加速しゴール前でも追えば追うほど伸びるような余力を残していた。

安田記念でも58Kgでレコード決着を0秒5差5着だから本物になっている。昨秋は良かった頃のデキにひと息足りず富士S6着、マイルCS16着と低迷したが本格的な得意の季節到来となった阪神カップで14番人気を嘲笑うかのように2着。しかも内が荒れて内枠や逃げ先行馬には厳しい馬場だった中での激走だから中身は濃い。

今年に入っての2戦も敗因ははっきりしている。東京新聞杯(8着)は内有利の馬場で大外枠+「58Kg」フェブラリーS(11着)も芝での地位を擲っての参戦だったから割り切れる。2週続けて破格の時計を叩き出しているように状態は万全。Bコース替わりで俄然内有利に変化しており1枠1番は最高枠と化した。他と比較して大きくネックになるハンデではないし連覇は十分とみた。

相手筆頭は○ダイワマッジョーレ。金鯱賞2着(0秒1差)中山金杯5着(0秒4差)東京新聞杯2着(0秒1差)この近況で「56Kg」はルール的には順当でも恵まれているのは明白。スローペースばかりの経験でマイル重賞らしく淀みのない展開になった時の対応が鍵もメンバーを見渡せば極端に速くなる理由は見当たらないしマイル王ダイワメジャーの血を引いているのだから逆に強さを見せつける結果になっても驚けない。

▲で面白いのがリルダヴァル。オープン特別でも勝ち切れない面はあるが2走前の朝日CCで1番人気に支持されているようにG3でも上位にランクされるだけの素質は秘めている。マイルは[1-2-0-4]だがNHKマイルカップ3着があり、一番近いジューンSが東京で「1分33秒5」をマークして3馬身差の快勝。気性的にも距離短縮は歓迎なはずだ。

リアルインパクトは一にも二にも絞れてくることが大前提。中間、そして追い切りも時計が出て動きにも柔らかみが生まれておりここ2走より上向くのは間違いない。六分ほどのデキだった中山記念でも0秒5差(8着)ハンデはG1馬として仕方ないが相手弱化で期待はある。トウケイヘイロー(55Kg)も同型不在で松岡騎乗は怖いが典型的穴人気で地雷っぽさは拭いきれない。

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