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2013/04/12 21:00

アンタレスS



馬名 性齢 負担
重量
騎手 厩舎 単勝
オッズ

1 1 牡5 56.0 川田 服部 109.6 14
1 2 牡7 56.0 松山 小島茂 231.4 15
2 3 牡4 56.0 Mデムー 領家 20.5 7
2 4 牡6 56.0 藤岡佑 平田 1.9 1
3 5 牡6 56.0 川須 崎山 61.3 11
3 6 牡7 56.0 北村友 416.4 16
4 7 牡4 56.0 横山典 萩原 54.8 10
4 8 牡6 59.0 酒井 大橋 10.8 4
5 9 牡4 56.0 福永 浅見 15.7 6
5 10 牡4 57.0 岩田 西浦 5.4 2
6 11 牡6 57.0 北村宏 池江 10.2 3
6 12 牡5 56.0 Cデムー 角居 65.1 12
7 13 牡6 57.0 小牧 橋口 23.2 9
7 14 牡4 56.0 四位 千田 22.2 8
8 15 牡6 58.0 浜中 石坂 15.5 5
8 16 牡8 56.0 和田 庄野 104.1 13

スポーツにおいても、勉強においても、人生においても、とにかく「日々の準備」「地道な積み重ね」が大切である。穴狙いの夢見野郎がよく言うよと思われるかもしれない。半分、いや七割は当たっているから否定しないが予想への取り組みは全く別。出来るだけレースを見て、自分なりの考えや答えを持って、実践する。これを心掛ける。

予想と回顧、どちらが文章を書きやすいか?と問われれば間違いなく後者だと返事する。予想を無とするなら、回顧は有。回顧=復習である競馬はどうしても後付けありきの結論になりがちで有機物特有の空虚感がある。ただ無から何かを生みだすのは大変な労力を伴う。行き当たりばったりでは至難。それゆえ準備が成功した証として掴む的中の味は格別なのである。

実際、飛び級制度などが認められていない日本人の民族性によく似合った言葉だと思う。日本の細かい階級分けは世界でも屈指。それでも一定の枠をはみ出してまで身分不相応な使い方が稀なのは日々の準備、積み重ねの大切さがいかに重要であるかを物語っている気がする。

ジョヴァンニは前走のマーチSでダート無敗の4連勝という破竹の勢いを買われて1番人気に支持されるも最後まで自分のリズムで走れず10着に大敗。予想(マーチS稿参照)で危惧したことが現実となった。踏むべき段階をまさに飛び級してしまった結果だ。上級クラスになればなるほど準備を怠れば痛烈なしっぺ返しにあってしまう。

千田輝彦調教師も開業3年目と若い。過信して功を焦った印象もあり、馬以上に人間の経験不足が祟った。それでもヤマニンウイスカーを復活させ、ダノンプログラマーなどの素質馬を走らせている厩舎で手腕はある。それに準オープンからいきなり重賞に色気を持つのも納得の才能をジョヴァンニが秘めていることが一番。

今一度、連勝中の成績を検めてみると4走前の500万下が同日の花背特別を0秒4凌ぎ、3走前の五条坂特別がアルデバランSと0秒2差、準オープンの北九州市制50周年記念も過去5年稍重の小倉ダート83レース中3番目の「1分43秒2」と優秀な記録で将来的に期待を懸けるなという方が酷でもある。

実は昨年大穴で2着に飛び込んだアイファーソングが小倉ダ1700mの桜島Sを稍重「1分43秒1」で走破して、昇級戦のマーチSで惨敗からのローテ。本来の戦法である強気の先行策が乱されての失速といい共通点は多い。潜在的な能力はアイファーソング以上とも思えるだけにこのままでは眠らぬ砂のジョヴァンニ

負けたとはいえ重賞の速い流れを経験できたのは大きい。まして強い逃げ馬を追いかけた先行馬が崩れる展開だっただけに評価下げは禁物。中2週でも調教は充実しているし安定して力を出せる状態。それでも相手は前走以上に揃い、その筆頭が直線半ばまで持ったままの圧倒的強さでジャパンカップダートを制したニホンピロアワーズ

この差は歴然としているが4か月ぶりの復帰戦で目標は6月の帝王賞、太め残りが伝えられる上に59Kgを背負うとなれば付け入る隙は十分にある。半姉に1000万勝ち直後のエリザベス女王杯で3着したピクシープリンセスがいて飛び級の可能性も無視できない血統ではあった。だからこそ改めて臨戦態勢を整えた今回格負けの心配は無用だ。

同じく若い4歳への本線。安定感は佐賀記念、名古屋大賞典の重賞連勝で軌道に乗ったホッコータルマエ(岩田)ただ特有の甘さを払拭できたとは言い切れないだけにフレイムオブピース(福永)の決め手が面白い。ジョヴァンニ同様、準備不足と思われたマーチSで3着。しかもスタートの遅れを挽回しグランドシチーを追い4角大外を回っての結果だからこの馬も相当な実力者。

ウォーエンブレムは芝51勝、ダート52勝と適性五分で重賞も勢い重視かと思えば秋華賞のブラックエンブレムのように大敗から巻き返したり、気性的に難しい面もあり掴みどころのない種牡馬だが「サンデーサイレンス級の大物」と評されたほどポテンシャルが高くツボにハマれば怖い。

北村宏司騎手が完全に手の内に入れたバーディバーディも積極策で上位争い。以下、東海S(4着)でホッコータルマエと時計差なしだったソリタリーキング、叩き3戦目でもうひと絞り出来ればナリタシルクロード、阪神[4-0-1-2]のナイスミーチューも展開が向けば台頭する。

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