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2013/05/05 12:00

鞍馬S・ブリリアントS

ボストンエンペラーが持ち前の勝負強さで混戦を断つ。1400mでの勝ち鞍もあるがキャリア23戦中20戦が1200mで古馬と初対決となった3歳夏の西部日刊スポーツ杯で前半3F32秒3の厳しい流れを好位につけて直線もしぶとく脚を伸ばして「1分7秒5」この時点で非凡なスプリント適性を証明した。

出世手形を手中に勇躍歩を進めたスプリント街道だったが直後から苦難の連続で準オープン卒業に14戦を要した(1000万、G3を1戦ずつ含む)2着は5回、3着も2回あった。しかもその内、最大着差が0秒1で時計差なしが4回だから運ひとつとも言えるぐらいだった。

しかし経験を着実に吸収して逞しくなってきたのは間違いない。昨秋の高速馬場だった中山・セプテンバーSで4角12番手から上がり3F最速32秒9の追い込みは迫力十分だった。南総SはHペースを楽々追走して事も無げに先行抜け出し。着差はクビだったが接戦で真価を発揮するタイプらしい競馬だった。

少し乗り難しいだけに勝ち負けには馬を知り尽くしている必要がある。2走前は鼻出血だから参考外だが春雷S(9着)は基本切れ味勝負ではないだけに前半に位置取りを下げてしまう場面があったのが痛かった。それでも緩い馬場で内を回って0秒5差なら悲観する必要はない。

鼻出血明けで調教もあまり強く出来なかった前走時から今度は直前もCWでびっしり追われた。そして何より過去11戦4勝2着2回3着1回を記録している和田騎手に手綱が戻るのが最も心強い。京都1200mで【10-10-8-42】で複勝率40%超のキングカメハメハ産駒で一発を狙う。

同じキングカメハメハ産駒クリーンエコロジーも昇級の春雷Sで0秒2差5着は頑張った。1200mは【3-1-2-1】で前走初めて複勝を外したが適性が高いことに変わりはなく勢い持続。荻野琢真騎乗で人気を落とすなら妙味。

このコースを庭としているサクラバクシンオー産駒も伯仲する。福島民友Cは58キロで3番手から競馬をしても崩れなかったエーシンダックマンは第二次成長中で目が離せない。レオンビスティーも3歳時に重賞で揉まれた経験が活きてくるはず。キングカメハメハサクラバクシンオーの組み立てが本線で軽い馬場が合うディープインパクトが連下争いとみた。

ブリリアントSは近走ピリッとしない実績上位馬がハンデを背負わされているため、ハンデが手頃で新鮮味のある馬たちが人気を集めている。ただユーロビートの前走時計はオープンだと怪しいものだし、トウショウクラウンも昨年同じ梅田Sステップに惨敗したスマートタイタンと比べて特に目立つ部分もない。

ナムラタイタンはマイルだとズブくなっているとはいえこの距離で「58.5Kg」は苦戦必至。ランフォルセも横山典だと結果は両極端で狙い撃ちはリスクが大きい。骨折明けのトウショウフリークも無理をさせてくる必要はないしトウショウクラウンのラビットの匂い。キングスエンブレムは昨年圧勝のソリタリーキングの半兄だから舞台は向くが気性的にアテにしづらい。

完全に消去法だが買いは減点材料が鞍上くらいの「54Kg」のナイトフッドマーチSは位置取りが後方過ぎたが上がり最速を叩き出し0秒4差6着なら差し脚を生かせる得意の東京で頭まで計算できる。

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