スマートフォン版へ

マイページ

723件のひとこと日記があります。

<< 京王杯SC... ひとこと日記一覧 ヴィクトリアマイル... >>

2013/05/12 08:00

葵S・栗東S

土曜は終日雨模様で馬場は重まで悪化したが今週からDコースに替った影響で内枠や先行馬に有利な馬場状態となった。条件交換後も連動しやすい傾向にある橘S組で最先着のティーハーフは優先すべきだろうが追い込み一手の脚質のため勝負レースを何度も落としている馬だけに過信は禁物だ。

次世代オダギラーの注目株ジンセイハオマツリを見直したい。橘Sは外枠で前半から力んでの追走となり直線も見せ場なく失速し10着に大敗したが1200mでは【2-1-2-1】と掲示板を外しておらず敗因は全面的に距離に求めていいはず。初勝利までに5戦を要したが小倉で(33秒9-34秒8)=「1分8秒7」で押し切ると萌黄賞も同じ時計で走り即通用の3着。

そして2走前の500万(阪神1200m)が鮮やかだった。好スタートからインの絶好位につけると直線は逃げ馬の内、一頭分に潜り込み一気の伸び脚で3馬身差の完勝。勝ちタイム「1分9秒2」はマーガレットSを勝ったローガンサファイアの3歳500万「1分9秒4」より速く1週前の丹波特別(1000万)に0秒2劣るだけでオープンでもヒケはとらない能力がある。

父オレハマッテルゼ父サンデーサイレンス、祖母ダイナカールの良血で6歳時に高松宮記念を制すなど短距離で大活躍した。これに京都1200mは庭のサクラバクシンオーの配合、更に母系を遡るとモデルスポートからこれまた名牝系のダイナアクトレス一族の名もある筋の通った血統。名前の話題が先走りがちだが中身でも面白い存在だ。

強敵は萌黄賞で敗れているピンゾロ。前半3F33秒4の速い流れを2番手追走しながら終いまで踏ん張った内容からするとサクラバクシンオー×タイキシャトル(Halo4×4)の通り1200mでは相当な器かもしれない。レディルージュサクラベルなど巻き返しの多い桜花賞からのローテではシーブリーズライフ。斤量や長距離輸送を克服すればクロッカスS勝ちを信頼する手。まったく人気はないが2走前の力強い末脚が妙に気になるアポロオラクル(母父ウォーニング)も是非加えておきたい。

栗東SオアシスSで本命にしたナガラオリオンが京都ダ【4-1-2-0】と高い適性を買われそうだが1400mや1600mでも後方追走になってしまう現状、この短縮は首を傾げざるを得ない。これなら人気でも同じように京都巧者で1200m実績豊富のマルカバッケンスリーボストンだが軸となるとアテにしづらい。

大穴で9歳トウショウブリッツの大激走に期待してみたい。デビュー当初は高い操作性と自慢の速力でどのクラスでも安定して走っていたが5歳時から故障で2年近い休養もあり長らく準オープンに低迷したが8歳の銀蹄Sで見事勝利。そこからまた1年休養でスムーズに事は運ばないがすばるSを3秒3差で惨敗した後の千葉Sは叩いた効果がしっかり現れ1秒0差の7着に善戦。しかも直線で2着デュアルスウォードに一歩前を行かれしばらく追えないシーンがあってだから十分に掲示板は狙えた。

とにかくエクセルシオールの作ったHペースを中団より前目で追いかけた事でスピード面の衰えはほぼ皆無。ならばこの馬も京都は【3-1-4-4】と得意コースだし軽量「53Kg」で内枠、いぶし銀の熊沢騎手で前進なる。

お気に入り一括登録
  • ティーハーフ
  • ジンセイハオマツリ
  • ローガンサファイア
  • サクラバクシンオー
  • モデルスポート
  • ダイナアクトレス
  • ピンゾロ
  • タイキシャトル
  • Halo
  • レディルージュ
  • サクラベル
  • シーブリーズライフ
  • アポロオラクル
  • ナガラオリオン
  • マルカバッケン
  • スリーボストン
  • トウショウブリッツ
  • デュアルスウォード
  • エクセルシオール
  • スピード

いいね! ファイト!