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2013/06/09 13:00

エプソムC

東京はエプソムCより10Rの多摩川S(芝1600m)に管理馬4頭を出走させる藤沢和雄厩舎劇場の方が面白い。重賞ならいざ知らずあくまで準オープン。勝ち馬は1頭しかいないのだ。近年の低迷ぶりからすると氷山の一角に過ぎないがまさに異常と言える。

サトノギャラントダンスファンタジアホーカーテンペストプランスデトワールはいずれもエプソムCにも登録があった。ただフルゲート18頭に対して登録が22頭。すべて除外対象だったという時点でもうギャグだが回避馬は予想できたので最低1頭は滑り込む計算が出来たはず。

それが蓋を開けてみれば14頭立て。その気になればエプソムC4頭出しは叶った。そこまで極端でなくても使い分けは可能な状況だったはずだが何故か準オープンに総動員した。横山典弘との絶縁が伝えられる中、重賞の騎手確保に難儀したというのが真相のようだ。たしかにC.ウィリアムズ内田博幸北村宏司柴田善臣と揃えてきたが何度も言うが勝ち馬は1頭、2着でも賞金は加算されません。

ちなみにエプソムCはC.ウィリアムズ(リルダヴァル)内田博幸(シルクアーネスト)北村宏司(セイウンジャガーズ)柴田善臣(ドリームバスケット)どれも上位人気ではないのがこういう裏事情から推察するにどれも匂う気がする。なかでも東京向きの末脚を持っているシルクアーネストの一発に期待したい。

東京【2-2-0-2】で連対を外したのは安田記念(14着)昨年のエプソムC(5着)当時はレッツゴーキリシマが速い流れで飛ばし、2、3番手で追いかけたトーセンレーヴマイネルスターリーが早めに仕掛け、離れた馬群の前目にいたダノンシャークが差し込む展開で上がり3F35秒6の消耗戦。

どの馬も直線は荒れた内を大きく避けていたが中団後ろを進んでいたシルクアーネストは道中外目から進路を切り替えていた。ロスなく回ったからこその5着という好意的な解釈もあるが最後セイクリッドバレーに外から差されている事を考えるとやはり通ったコースの差は多少なりともあったように思う。

33秒台の上がりも駆使できるがグラスワンダー産駒で半兄にマイネルラクリマがいる血統通り、上がりの掛かる底力勝負の方がいい。マイルだが昨年のキャピタルSで今回人気を集めるクラレントに先着しているし考えられているほど実力差はない。3走前のニューイヤーS(7着)は実績のない中山、洛陽S(7着)ディープインパクトC(7着)は展開向かずと大きく評価を下げる敗戦ではない。

現状少し短い印象の1400mでも上がり3F2位で追い込んできているように体調面は何ら問題ない。前走時ほどではないが今週も【6F80.4-5F65.8-4F51.8-3F38.0-1F12.1】文句のない時計と動きを披露しており状態は更に上昇。追わせる馬に豪腕内田博幸の叱咤で一気に差し切る。

毎日王冠2着、天皇賞(秋)6着だけ走ればジャスタウェイもG3では主役級の存在。休養前はコース、距離、ハンデに泣かされたが条件大幅好転のここは巻き返し必至。直前の調教が馬也だった点が少し気になるがタイムは悪くない。秋を見据えて本気度の高いサトノアポロ、連続2着記録の方が気になるアドマイヤタイシあたりも上位争い濃厚。昨年はディープインパクト産駒のワンツーだったが基本的に切れるSS系は不振傾向。

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