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2013/06/16 12:00
函館スプリントS
今年の北海道シリーズは札幌競馬場が改修工事のため、函館オンリーの開催で全24日間のロングランとなる。主要となる距離の傾向は頭に叩き込んでおきたい。まずは第一弾として函館スプリントSがおこなわれる1200mをざっと洗っておきたい。
過去5年(08年以降)の種牡馬別成績 左から1?3着、着外、勝率、連対率、複勝率、単複回収率
(1) サクラバクシンオー 【27-20-22-136】 13.2-22.9-33.7 108-92
(2) クロフネ 【11-6-4-29】 22.0-34.0-42.0 129-90
(3) ファルブラヴ 【6-2-1-19】 21.4-28.6-32.1 684-142
(4) キングカメハメハ 【5-4-4-28】 12.2-22.0-31.7 35-47
(5) デュランダル 【5-4-2-19】 16.7-30.0-36.7 80-88
(6) キングヘイロー 【5-3-3-24】 14.3-22.9-31.4 65-64
(7) シンボリクリスエス 【5-3-2-41】 9.8-15.7-19.6 35-49
(8) アグネスタキオン 【5-2-2-32】 12.2-17.1-22.0 35-45
(9) フジキセキ 【5-1-3-33】 11.9-14.3-21.4 77-62
(10)スウェプトオーヴァ 【4-4-5-54】 6.0-11.9-19.4 39-83
夏限定で施行数自体が少ないため上位の数字が偏り気味だが短距離王サクラバクシンオーは質、量ともに非常に優秀でベタ買い推奨血統。クロフネも出走数を考えれば見事なHアベレージ。以下、6位くらいまでは注意が必要になるがキングカメハメハ、キングヘイローあたりは人気馬しか来ない傾向なので回収率ベースだと期待値は下がる。7位以降は至って普通。
時計の掛かる洋芝がぴったりのイメージがあるマイネルラヴ、タイキシャトルは意外と数字が伸びず11、12位で突出した数字はない。10位以降で拾うなら連対率、複勝率ともに46.7%を叩き出している13位のアドマイヤムーンで単回収率も○だ。あとは単複回収率が楽に100%越えの16位プリサイスエンド。
過去5年(08年以降)騎手別成績
(1) 横山典弘 【16-6-4-50】 21.1-29.0-34.2 107-75
(2) 藤田伸二 【11-15-12-57】 11.6-27.4-40.0 42-78
(3) 三浦皇成 【10-13-7-78】 9.3-21.3-27.8 32-65
(4) 岩田康誠 【10-5-4-23】 23.8-35.7-42.5 115-83
(5) 藤岡佑介 【9-10-11-79】 8.3-17.4-27.5 252-131
(6) 古川吉洋 【8-8-9-69】 8.5-17.0-26.6 58-170
(7) 木幡初広 【7-6-7-62】 8.5-15.9-24.4 51-115
(8) 黛 弘人 【7-2-3-30】 16.7-21.4-28.6 857-194
(9) 池添謙一 【6-10-11-63】 6.7-17.8-30.0 18- 56
(10)丹内祐次 【6-8-11-51】 7.9-18.4-32.9 46-100
さすがに勝利数ベースだと上位には重鎮の名前が並ぶ。ただ横山典、岩田の回収率に比べて、藤田、三浦はかなり落ちるので要注意。妙味のある騎手はダントツで藤岡佑介。騎乗数が多いので勝率などは目立たないが回収率は素晴らしい。着度数ではほぼ同じの三浦との差は歴然。人気馬を飛ばすのが玉に傷だが人気薄の時はマークしたい。あとは北海道シリーズ名物の古川、木幡の紐コンビ。黛は12年に単勝164.5倍を持ってきての破格の単回収率だが38.5倍1着もあるなど昨年4勝しており下級条件では買える騎手なので覚えておきたい。
函館スプリントSで圧倒的人気を背負うドリームバレンチノと松山弘平は昨年の優勝コンビだがデータ的期待値は極めて低い。マークが薄く、少頭数で捲って差せた昨年とは状況もまるで違う。
開幕週のセオリー通りに1枠1番のフォーエバーマークを本命。洋芝適性、血統は文句なし。騎手も人気馬なら間違いは起きないはず。隣の同型テイエムオオタカ、3歳で軽量が効くマイネルエテルネル、実績上位のシュプリームギフトが相手本線。