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2013/06/30 13:00

ラジオNIKKEI賞

東京や京都の軽い馬場で切れ負けしていた馬が毎年のように巻き返してくるのが夏の福島開催の大きな傾向。中山○→東京×で人気を落としている伏兵をうまく拾いたい。今年その最たる馬が◎に抜擢したカフェリュウジンだ。東京でも連対を果たしているが2勝は中山。

初白星となった未勝利戦は前半4F47秒9-5F60秒5の超スローだったが先頭集団を内に見ながら好位の外を追走し4角で早めに前に並びかけると余力十分に抜け出した。3月の500万は出遅れて中団後ろからの競馬だったが外目から徐々にポジションを上げ、直線もうひと伸びで完勝。

中山マイルの大外枠でこれだけのレース運びが出来るのは高い機動力と俊敏性に優れている証拠で小回りを上手に立ち回れる裏付けとなる。東京での連対時は2000mで前半5F62秒7を3番手、セントポーリア賞は自ら主導権を握って前半5F61秒3で適性は問われにくいレース内容だったが強烈な決め手があればどちらも突き放しているはず。それだけに競馬の巧さが物を言う小回りに色気がでる。

青葉賞14着は大幅相手強化+距離不向き+出遅れで参考外。江の島特別もスタート五分だったにも関らず、意図的に下げる不可解な騎乗があっての5着で能力の発揮に重大な過失があった。ただこの中間の調教の変化からして目標のここへ向けて叩き台の意味合いがあったかもしれない。前走以上の状態は見込んでいい仕上がり。

母カフェララルーには6世代連続でマンハッタンカフェが配合されるほどご執心。父母ともに自家生産だから溺愛も無理ないが全兄のカフェマーシャルカフェシュプリームはダートの短距離馬だったところに“狙い通り”?待望の芝馬が誕生しただけに一層の力が入る。

マンハッタンカフェ×Nureyev系は3年前の優勝馬アロマカフェ(母父ハートレイク)と同じ。厩舎こそ違うが鞍上柴田善臣も同じ。青葉賞を勝ってダービーにも駒を進めたヒラボクディープとは同級生で従兄弟の関係。勢いのある血が連鎖反応を起こすのはこの世界の常識。53キロでみちのくひと仕事の期待。

本命と悩んだのが○カシノピカチュウ。短距離の差し馬でどうにも大味なイメージだが割と器用さもある。NZTは馬群でうまく折り合いをつけられたが前半4F47秒8-5F60秒0の緩い流れで前残りの展開。これでも0秒3差5着だからもう少し締まった流れであればもっと上の着順もあった。

父スタチューオブリバティはベルモントSの勝ち馬であるLemon Drop Kidの半弟。Storm Cat×Seattle Slewの組み合わせにBold Rulerだから全面的に素軽さを受け継いだ種牡馬。緩急が少ない淡々とした小回りの流れは合うはず。これにカシノピカチュウの母母父はロックドゥカンブスクリーンヒーローストロングリターンなどを好走馬を送っているRoberto系のSilver Hawk。電光石火の短距離より10万ボルトの中距離で才能開花。

Roberto系に着目するのであればグラスワンダー産駒の▲ミエノワンダーも要注意。中山2勝の内容が示すようにパワーでグイグイ推進していく馬。土曜を見る限り高速馬場ではないからその点も有利。あとは昨年ヤマニンファラオ(2着)メイショウカドマツ(4着)が好走したダイワメジャー産駒

切れより持続力が要求されるこの舞台はキャラ的にもぴったり。追ってバテないNHKマイルカップ3着の△フラムドグロワール、1枠1番で開幕週の利を生かせた時の△サンブルエミューズガイヤースヴェルトは本質的に広いコース向きだと思うが無理に消す必要もないので抑えの抑え。京成杯3着があるケイアイチョウサンもハマれば大穴。

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