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2013/07/21 13:00

中京記念

ヴィクトリアマイル2着をはじめマイル重賞2勝のドナウブルーが56キロで実質のトップハンデ。マイルCS3着の実績もあるとはいえ牡馬に混じってこの条件は厳しい。まして今年は(10)(10)(5)着で明らかに昨年のデキには足りない。調教は動いているが騙されないようにしたい。

昨夏からひと皮むけて軌道に乗ってきたリルダヴァルは今春ダービー卿CT6着、エプソムC4着の通り、重賞だとひと押し足りないオープン特別大将になりつつある。57キロで1F短いマイルは苦戦濃厚。フレールジャックも同様でディープインパクト産駒は一度、二度、重賞で通用しないとずっと燻っている印象があり強調できない。

ランリョウオーは足掛け2年近く(11年7月?13年5月)準オープンに滞在し、その間7度の2着があった馬で良く言えば堅実だが、はっきり言って勝負弱い。人気がなければ相手なりを好意的に受け取る手もあったが今回は様子見が賢明。人気上位勢にいずれも死角があり、しかもこぞって馬場の悪い内枠。波乱の風向きは強まっている。

セイクリッドセブンで一発を狙う。ジャパンCや菊花賞などで2着したドリームパスポートの全弟にあたる良血で期待の大きかった馬だがデビュー前のゲート試験に6回落ちた逸話を持つほど気性的に難しく、後方一辺倒の脚質的にも成績が展開に左右されるタイプでそれが出世を阻んできた。

それでも4歳冬に1000万を抜けて、5歳緒戦の石清水Sでも3着とクラスに目処を立てた矢先に骨折。充実期をほぼ棒に振る格好となったがこの休養が功を奏した。今度はゲート再試験も一発で通過したように「落ち着きが出て馬がどっしりとし、我慢が利くようになった」と松田博調教師。

それを証明したのが過去5走して最高着順が6着だった2000mの前走尼崎S。1000m通過62秒8の超スローを2番手でしっかり折り合い、3コーナー過ぎから先頭を窺う手応えで進出し直線は着差以上の強さで押し切り勝ち。勝ちタイムは平凡だったが半ば主導権を握って後半を12秒0-11秒6-11秒5-12秒2でまとめたのは優秀。

肉体的にも、そして精神的にも逞しさを感じさせた大いに将来性のあるレースだったと言える。この距離なら中団から末脚を溜めるはず。乗り慣れた川田騎手で53キロは魅力的。初の重賞挑戦で相手はかつてないほど強化されているが気楽な立場が生む無欲の大駆けに一票投じたい。

折り合いに課題を抱えるもそれ以上に外差しの恩恵を目いっぱい受けられそうなシャイニーホークフラガラッハが本線。とくにフラガラッハは直前の坂路で4F50秒3の自己ベストを叩き出すほど状態がいい。調教と実戦が結び付く馬で連覇要注意。

以下は左回り得意のムクドク、人気薄+軽量の鬼・酒井学鞍上のザラストロ。これにドナウブルー以外の人気どころを拾っておけば、オッズは割れているし高配当にありつける。

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