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2013/07/28 11:00

クイーンS

昨年10番人気で2着に激走したラブフールは直前の準オープンで8着(2走前に準オープン2着)それでも大幅に相手が強化された重賞で巻き返したのは過去1勝2着1回と結果を残していた洋芝適性の高さに他ならない。見た目では時計の出方が少し違う程度でも独特の粘着力や馬力を要求されるのだろう。

キャトルフィーユはクラス編成では格下の身だが昨春に忘れな草賞を勝ち、オークスと秋華賞にも出走していた実績馬。ローズSではジェンティルドンナヴィルシーナ相手に果敢に攻めて0秒2差4着だった。国内外のG1で活躍する規格外の牝馬と走るより今回の格上挑戦はずっと楽な条件と思える。

冬場は今ひとつの内容だったが春にしっかり休ませた事で状態面はここにきて上昇カーブを描いてきた。京橋特別(3着)を叩いて臨んだ前走のかもめ島特別は牝馬限定で負けられない一戦だったが好位からソツなく運んで直線は地力の差で捩じ伏せた。最後は流していたし、着差以上の完勝とみていい。

洋芝は初めてだったが陣営の目論み通り、切れる脚はないがパワーのある本馬にとって最適の条件だった。こうなれば同コースの重賞出走も既定路線。中2週になるが20日に僚馬オールザットジャズと併入、今週も馬也だったがフットワークは素軽さを増し、時計も前走時より明らかに良化。今の充実度からすれば勝ち負けになる。

オールザットジャズはヴィクトリアマイル以来で函館入厩は先週だったが栗東でコース追いを3本消化しており仕上がりは上々。福島牝馬S1着から臨んだヴィクトリアマイルはデキ抜群で枠も良かった中での大敗だからこれはもうコース自体が向かない。やはり武器である一瞬の鋭い脚は小回りで光る。

アイムユアーズは昨年のVも洋芝[2-1-1-0]で無類の巧者。Fairy KingSadler's Wells2×4(Northern Dancer3×5×5)の近親配合がうまくハマって北海道の地で躍動している。近走不振だが秋華賞0秒3差6着はこのクラスなら威張れる。ヴィクトリアマイルで復調気配を見せたし復活の連覇は十分。

実績だと次位はマーメイドSを56キロ+大外で制した桜花賞馬マルセリーナだが肝心の洋芝適性が未知数。調教量は積んでいるが直前の函館入りも少々気になる。これならば一か八かで△スピードリッパー。古い話とはいえ洋芝では3戦1勝2着2回と好相性。アイムユアーズと同じファルブラヴ産駒。2走前のフリーウェイSも0秒3差8着で実はそんなに負けていない。

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