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2013/10/06 00:00
信越S
ただでさえコース幅の狭い新潟(Aコース使用で25m )。しかも内回り1400mに17頭も出走すると内はごちゃつく事しか考えられない。逃げ先行馬はともかく差し追い込みは道中ロス覚悟で外に出すなり対処しないと直線はかなり厳しい。
同コースの朱鷺Sを制しているインプレスウィナーを始め、この組は3着モグモグパクパクと6着エーシンハーバーが出走している。前半3F35秒0と流れは緩く先行馬向きの展開だったが左回り1400mの鬼がそれを許さず外一気。内容的にはここも力が一枚上のインプレスウィナーを評価する手だが昔のように好位付けでもしない限りこの枠はマイナスだ。
開幕週にテイエムオオタカ、クィーンズバーン、トシキャンディら逃げ馬が揃ったし、前走展開面で恩恵を受けながら微妙だったエーシンハーバー、モグモグパクパクも強調はできない。
狙ってみたいのはザッハトルテだ。昇級即G1挑戦だったヴィクトリアマイル(16着)とHペースを先行し息切れした北九州記念(14着)は度外視でいい。そしてこの馬のベストは【2-1-1-3】で一度も掲示板を外していないこの距離。4走前の晩春Sが骨っぽいメンバーを相手に危なげない内容で「1分19秒9」は今年の東京芝1400m32鞍中トップの数字。
適距離ではない1200mのCBC賞でマジンプロスパー(スプリンターズS4着)やハクサンムーン(スプリンターズS2着、セントウルS1着)と0秒6差は立派。春先に33秒台を連発していたように鋭い差し脚はオープン特別なら通用する。軽量52キロを生かしてゴール前で形勢逆転といく。