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2013/10/13 10:00

アイルランドT

その見慣れた光景にやっぱりかと大きくため息をついた虎党の同志は少なくなかったはずだ。3年ぶりのCSも、聖地での一戦も力には変えられなかった。今シーズン1勝4敗と大きく負け越している前田相手だから覚悟は決めていたがいやはや殺陣師顔負けの見事なやられっぷりであった。その姿はもはや球界のピエロだ。

16年ぶりのAクラスに初のCS出場で意気揚がる広島とは対照的にシーズン終盤の悪い流れを引きずったままだった。気持ちの切り替えがまるで出来ていない。特定の選手が悪いわけではなくてチーム全体の士気が落ち込んでいる。どうして開き直れないのか。笑いや軽いノリにおいて右にでる者はない関西に拠点を置く球団の心構えとは俄かに信じがたい。

良くも悪くも春先の事なんて誰も覚えていない。それどころか8月末に東京で天王山らしき事があったのも忘れられている。それでいい。終わりよければすべてよしだ。もう順位は関係ない。目の前の試合に集中すればいい。

打てない、守れないなど技術面は仕方ない。ならばせめて戦力の出し惜しみはして欲しくない。土曜の9回は打てないチームがやる継投ではなかった。結果論ではない。裏の攻撃への心意気が見えないのだ。首脳陣よ、奇襲に酔うのは構わないが策に溺れる無かれ。負ければシーズン終了のきょうこそ完全燃焼を切望する。


かなり強引な繋ぎになるが元祖東の雄・藤沢和厩舎も正念場だろう。昨秋に大きな夢が広がったコディーノも結局は失敗した。他にも素質馬を抱えていたがどれも成功と呼べるほどの活躍には程遠い。かつての名門もネームヴァリューがひとり歩きで話題性が先行するばかり。近年はこれの繰り返しだ。

準オープン4頭出しは平気なのに、毎日王冠2頭出しの煽りを食ってアイルランドTに出走するサトノギャラントも能力を持て余したまま4歳秋。いくら母スティンガーが年を重ねた競走生活後期にも好成績を収めたからと言って足踏みしている余裕はもうない。ここは勝たないと色々な意味で後がない。

能力的にはアスカクリチャンとの一騎打ちだがこれも59キロで使ってくるのは理解に苦しむ。これなら坂路で50秒6の好タイムをマークし、復調気配のモンテエンを対抗にする手。今年に入ってオープン特別1勝2着1回のタムロスカイは少頭数歓迎。スムーズなら2000mも克服できる。

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