723件のひとこと日記があります。
2013/10/18 21:00
富士S
(1)ブリッツェン 中2週 南W2 【C】
→直前、馬也とはいえラスト1ハロンが13秒2は平凡。休み明けを叩いた効果は薄い
(2)インパルスヒーロー 中6週 美坂6、南W1 【A】
→前走時は本数こそ足りていたが直前の併せ馬で遅れ。
この中間も緩めることなく負荷をかけているし直前の併せ馬も先着。良化著しい。
(3)リルダヴァル 中13週 栗坂6、CW3 【B】
→普通キャンターが時計なので体調は良さそう。1週前にCWで終い重点で11秒9。
ただ今週は坂路で4F58秒0と極端に手控えた。この解釈が難儀。
(4)シャイニープリンス 中2週 美坂1 【C】
→好走した橘SやラジオNIKKEI賞時の質や量からすると前走は明らかに調教不足。
春には坂路で50秒をきっていた馬だけに完調はまだ先。
(5)ブレイズアトレイル 中3週 栗坂2、DP1 【B+】
→中間坂路で当週コース追いはいつも通り。今週は3頭併せで先着。
重賞だけに坂路で速い時計があれば理想的だったがデキは保っている。
(6)サンレイレーザー 中19週 栗坂10、DP5 【A】
→古馬になって本数多めに変更し才能開花。
ポリトラックとはいえ、1週前の6ハロン72秒9は破格。
(7)レッドアリオン 中3週 栗坂3 【B+】
→自己ベストを叩き出した前回ほどではないが好時計をマーク。
輸送があっても手加減なく追われた点に春からの成長を感じる。
(8)オセアニアボス 中2週 栗坂1 【C】
→前走時は坂路4F53秒4で2着。それと比較すると今回は物足りない。
(9)ダノンシャーク 中6週 栗坂4、CW1 【A】
→本数は標準上。稽古駆けするラヴァズアゲインと1週前の段階で併入に持ち込んでいるのは安田記念3着時と同じ。上昇必至。
(10)カシノピカチュウ 中4週 栗坂1、CW3、DP1 【B】
→2400mを使った後だが疲労の心配はなし。ただ中間すべて馬也はNZT(5着)以来なのでやや気掛かりではある。
(11)ガルボ 中20週 美P10 【B+】
→9月中旬に帰厩してから本数を重ねる毎に上向き。
使い詰めだった春からのリフレッシュは歴然。
(12)リアルインパクト 中29週 美坂4、南W7 【C】
→併用でじっくり調整も月曜に2本追われているように良化スロー。
太めが残る馬だし一度使ってから改めて。
(13)マックスドリーム 中3週 栗坂3 【B+】
→調教絶好だった前走には及ばないが全体的にまとめており悪くはない。
あとは実質の追い切りを月曜に済ませた事がどう影響するか。
(14)エーシンミズーリ 中3週 栗坂1、CW2 【A】
この間隔だが月曜に一杯で6ハロン追い、木曜に一杯で4ハロン追いを敢行。
心配はオーバーワークだけ。
(15)ダノンヨーヨー 中24週 栗坂5 【C】
→ここ2週が重馬場ではあるが普段から動く馬なので不満な内容。
一応整ったが急仕上げは否めない。
結論
富士Sは人気馬から軸を選んで、高めの紐に流すのが正解。◎サンレイレーザーは春にメンバーの揃っていたマイラーズCでグランプリボスと半馬身差の2着や良績なかった1800mのエプソムCでも好位から粘り込み3着するなど地力強化が目覚ましい。
父ラスカルスズカはサイレンススズカの半弟という良血でLyphardのスタミナとナスキロの柔らかさで芝の長距離を走っていたが母系からもナスキロ血脈と父系に欠けていたスピードをCozzeneを補うことによってマイル?中距離でも差せる馬になった。半姉サンレイジャスパーは遅咲きだったし、ピークはまさにこれから。仕上がりは文句ないだけにいきなり首位争いになる。
相手筆頭は今後のために賞金を加算しておきたい5歳エーシンミズーリ。4F45秒0の激流だったポートアイランドSは前崩れを唯一踏ん張っての2着で力を証明。溜め切れする血統でもないので積極策で上位を狙う。ダノンシャークは勝ち切れるかが鍵。毎年3歳馬が飛び込んでくるレースなのでインパルスヒーロー、レッドアリオンあたりにも注意が必要だ。