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2013/11/30 00:00

金鯱賞

本命は状態が持ち直したオーシャンブルー。秋緒戦のオールカマーは夏負けが尾を引き、ガレて帰厩し中間も馬体を戻しながらの調整。実際レースは大幅馬体減での出走で直線は伸び切れなかった。前走の天皇賞(秋)は馬体こそ戻したが外枠で流れに乗れず大敗したが徐々に復調しているのは調教の内容から明らか。

オールカマーは半年ぶりながら時計は6本と不足気味でしかもコースではなく坂路主体だったので負荷をかけられなかった。天皇賞の時は時計自体は平凡でもCWでの仕上げに段階を踏み、そしてこの中間は1週前に6F82.0-1F12.3(トゥザグローリーに併入)をマークすると今週は6F81.1-5F62.2-4F52.1-3F38.5-1F12.3でトゥザグローリーに先着と着実に態勢を整えてきた。

父はステイゴールド母プアプーは米の芝11ハロンG3の勝ち馬で3代母Prairie Venusもドイツの中距離G3を制している。他にもドバイデューティーフリーやミラノ大賞典を優勝したパオリニがいるなど母系は欧州のスタミナ血統。目黒記念など中長距離で活躍したチャクラもこの一族。有馬記念2着の実力馬が体調面さえ立て直せばG2での主役は揺るがない。

ムスカテールも今秋はオールカマー9着、アルゼンチン共和国杯8着と不振だが目黒記念を「2分29秒6」でレコード駆けしており能力上位。オールカマーは久々の影響。AR共和国杯はジョッキー、調教師ともに首を捻る敗戦だが個人的にはハンデを背負った上で中途半端に動いたのが敗因と見ている。別定戦で差し脚比べになれば反撃必至。

札幌日経オープンは8着に敗れたカレンミロティックだがこれは距離とコースの適性がなかっただけで悲観する必要はない。3歳まではムラが多かった馬だが4歳以降3着を外したのは前走だけの堅実派。半姉ヒカルアマランサスはヴィクトリアマイル2着。古馬になって上昇するハーツクライのスイッチが入ればG2の壁も粉砕する。

10年京成杯(4着)以来の2000m挑戦となった天皇賞(秋)で9着とまずまず走ったフラガラッハはHペースで折り合いに気を使わなかったのも大きいが血統的にもこの距離は案外向くかもしれない。新装後の中京は2戦2勝と好相性。坂路で4F50秒台を叩き出した中京記念時ほどではないがこの中間の動きは良好なので末脚勝負に徹せれば食い込み十分。

メイショウナルトは春から休みらしい休みもなく月1ペースで使い詰め。AR共和国杯惨敗は折り合いを欠いたことが主要因とされているが状態が下降している可能性が高い。馬也2本の調教では不安がある。

ラブリーデイは本数こそ足りているがいつもの併用ではなく坂路のみが気になる。冬場もあまり良くないかもしれない。トゥザグローリーは追い切りでは全盛期に近づいているが実戦になると半信半疑。左回りで切れ味を問われる舞台も積極的にはなれない。

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