ベテルギウスＳ

《決断》
◎ハートビートソング
ここは一枚抜けた印象がある。休み明けのシリウスＳは淀みない流れを２番手で追走し、４角で先頭に立つ積極的なレース運び。さすがに差し馬の強襲に屈したがゴール寸前まで粘って４着と実力は示した。ブラジルＣも５７キロで３着。この中間は２週続けてＣ．ルメール騎手が稽古をつけるなど意欲的。賞金加算へ向けてまさに取りこぼせない一戦だ。

○ヴァンヌーヴォー
準オープン連勝は本物でみやこＳでもやれそうな気配はあったが内枠有利の京都ダ1800mで大外は痛恨だった。ただ道中外を回されながら６着に善戦しているように来年以降への飛躍を感じさせる一頭。オープン特別で再度種蒔き。

▲ナムラビクター
近２走は道中好位を進むも直線は伸び切れずの連続４着。昨年のブラジルＣを圧勝した時の迫力に欠けるが道悪に敗因を求めてもいい気がする。乗り込み量自体は豊富で体も絞れてくるだろうし上位争いに加わってくる。

△タイムズアロー
脚質的にも重賞では食い足りないがＢＳＮ賞は先行して２着に入ったし、休み明けのみやこＳは８着、距離が短いと思われたオータムリーフプレミアムでも出遅れながら０秒２差５着に突っ込むなど水面下での地力強化が窺える。調教も終い重点に上々だったし得意の阪神ならチャンスはある。